『モテキ』
各種映画評とかの評判がすこぶる良いのと、Twitterとかで流れてくるクチコミ評*1。特に“長澤まさみをこんなにカワイく描いた映画はない”という言葉に魅かれて、原作もドラマも見たことがなかった『モテキ』を視聴。
自称ブサイク軍のサブカル男に急にモテキが訪れ4人の女性と恋をした…というドラマの1年後。再びモテキが、というストーリー。いや、この長澤まさみはヤバいです。可愛いしエロいし。ここまで可愛いことする娘がサブカルブサイク軍の所まで降りてきてくれるなんて、そりゃ女神ですよ。幸世とのデートシーンとか、特に目をそらしてはいけないゲームの時とか、たぶん何度もニヤニヤしてたわ。ヤバいな、俺。
で、もちろん長澤まさみだけでなく、今回も4人の女性が登場するわけで*2。その中でも麻生久美子の役は、『時効警察』の三日月しずかを好きな人がキャスティングしたんじゃないかなぁと思ってるんですが。一途なトコとか、あと歌うシーンもあるし。ま、とにかく“YouTubeで神聖かまってちゃんとか見るから〜”なんていうセリフをあんなに切なく言える人はいないですよ、すばらしい。あ、もちろん観てるときは映画館全体も爆笑でしたが。
あとの2人は軽い絡みだけでしたが、特に真木よう子は職場の先輩ってだけの立ち位置でしたけど、ただももクロの『走れ!』を聞いてその気になった幸世に“落ち込んでいる時のアイドルソングは麻薬だ”と完全否定しときながら、最後のシーンで“走れ!”ってセリフで幸世を送り出すという。この辺がツンデレお好きな方にはたまらないんでしょうね。そういう意図したセリフですよね。あれ。
で、ちなみにそのももクロの曲もそうですけど、要所要所に邦楽の沁みる曲がストーリーに絡んでくる映画なんですね(劇場に貼られていた解説を読むと、この選曲もドラマ時代からのウリなのね)。個人的にもCMで流れていたフジファブリックの『夜明けのBEAT』が興味を持ったきっかけでもあったんだけどね。映画の中で集団ダンスと共に流れるPerfumeの『Baby cruising Love』といい*3、BGMとしてしっかりストーリーをサポートする岡村ちゃんの『カルアミルク』といい、世代的にも個人的にも“来る”曲が多くてかなり挿入曲が俺内BGMで繰り返されてます。あと、橘いずみの『失格』の使い方とかね。サントラ買っちゃおうかな。そしてさらにはドラマ版もちょっと観てみたいと思えるそんな映画でした。良いです。
俺内ランキング(2011.10.24現在)
- 『モテキ』(映画)
- 『夜明けのBEAT』:フジファブリック(音楽)
- 『YouTubeで神聖かまってちゃんとか見るから〜』:『モテキ』より、幸世に嫌われまいとするるみ子(麻生久美子)のセリフ(名言)
- 『カルアミルク』:岡村靖幸(音楽)
- 『Baby cruising Love』:Perfume(音楽)
- ボディケア:リフレッシュ ボディガーデン(癒し) *4
- 長澤まさみ(芸能人)
- 『失格』:橘いずみ(懐かし音楽)
- 中日ドラゴンズセ・リーグ2連覇(プロ野球)
- 『デスコ』:女王蜂(音楽)
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