角田光代『真昼の花』

おしゃれ絵とかでありそうな構図

3日目はなにもしない日(本当は、3日も小浜だと飽きるかなぁと思ったんで、那覇か石垣に行こうかと画策したんですが、宿が取れなかったので…。ただ、この事が後で大きな意味を成してくるのですが、それはまた別のお話)。朝からホテルを出ずにプールサイドで優雅に読書タイムです。行く前にテキトーにブックオフで見繕ってきた本なんですけど、2年前の旅行と同じセンスの旅友本の選択だな。
バックパッカーしながら行方がわからなくなった兄を追ってか衝動的にアジアに旅立った女性が、騙されてやがて金がなくなってであった男と安宿をシェアして物乞いをしてでも日本には帰らなくて…、という話。この人の本(数えるほどしか読んだこと無いけど)のアジアのバックパックモノは、時々起きる出来事はあるし、時間も進んでいくんだけど、大きな山もなくただ淡々とという雰囲気が、逆にアジアのカラッとしていてでもどーんとくる暑さが感じられる気がして魅かれてしまうんですね。ゆっくりと長い時間が何事もなく流れていく感覚を本で味わいたいときに手にとってしまいます。というわけで、やはり南の太陽の下で読むのはかなり良い感じでしたね。はい。
ちなみに、最初はプールサイドのチェアーで読んでいて、その後プールの思いっきり浅いところ(くるぶしくらいの深さの所)に入りながら読んだり、さらに海に出てやはり海を見ながら読んだりしていたのですが、ずっとひじを曲げて本を持っていたところ、ひじの裏だけ丸く白く残って日焼けしてしまったのですが。どーしよう、この情けない焼け残り方。“虎の体の模様は耳の裏の部分だけ白丸なんだよ”って豆知識に対する女子高生の“かーわーいいーっ”なんて反応がひょっとしてこのひじ裏でも…は、無理だよな。絶対…。
ちなみに、午後早い時間くらいには読み終わってしまったので、少しホテル内を散策。なにしろ、島の5分の1を占める敷地のホテルなんで、中がかなり広いんです。池では水牛が泳いでますし。

さらに進むと敷地内でハブに注意って…。

ちょっと命の危険を感じたりもしたのですが、ただ、昨日見たクジャクはどうやら全部逃げてしまったようで、ホテル内の案内にもクジャクのクの字も無いし。せっかく飼育してたのに逃げてしまって、忘れたい過去なのかしら…(ただ、敷地内で1匹、真っ白なクジャクらしき鳥は見ました。シロクジャクっぽいんだけど、昨日見た艶やかないかにもなクジャクと比べるとちょっと…な気もするんだけど、シロも飼ってたのかな)。


俺内ランキング(2007.9.14現在)

  1. 沖縄の香りマンゴードリンク(飲料)
  2. 西表展望大浴場:はいむるぶし(癒し)*1
  3. タイロン・ウッズ×藤川球児の11球ストレート勝負:阪神×中日20回戦(プロ野球*2
  4. タイロン・ウッズ久保田からの2ランホームラン&藤川からの2点タイムリー:阪神×中日19回戦(プロ野球
  5. 『真昼の花』:角田光代(書籍)
  6. 小浜産もずく:はいむるぶしメインダイニング(食品)
  7. ブルーシールアイス パイナップル(食品)*3
  8. パイナップルチャーハン:はいむるぶしプールサイドレストラン(食品)
  9. シュガーロード(ロケ地)
  10. 石垣牛あつあつカレー:小浜島・カフェレストランパパイヤ(食品)

次点:『ちゅらさん』(懐かしテレビ)

*1:ホントなら西表島に沈む夕日が見える大浴場。曇ってましたけど…。あと、日焼けがしみまくりでした。

*2:これは、かなり興奮した。久保田打ったあたりから部屋にこもってテレビ観戦しちゃったよ

*3:沖縄に来たからには食べとかないとね。ただ、もうひとつ食べたゴーヤー味はなんかクールミントガムみたいな味で、アイスでコレはどーなの?って気分