羽田〜那覇〜石垣島

燃え系航空機の残骸

というわけで、毎年恒例の“遅い夏休み(相変わらずこのフレーズをはてなキーワードに登録した人は素晴らしいと思う)”。毎年、一応飛行機に乗るのに何かあるんじゃないかという過剰な怯えで9.11を避け、その前に帰ってくるようにしていたんだけど、今年は1週間遅れたため12日出発ってことで。って、今年は国内なんで関係ないんですけどね。
というわけで羽田に向かっているんですけど、向かう先が週間予報でずーっと雨なのである程度予定通りにならないのは覚悟していたんだけど、まさか羽田に向かうところから大雨になるとは。しかも、普段は50分くらいで羽田に着くはずのバスが雨での渋滞+事故があったらしくて1時間たっても横浜市内出てないし。一応、ANAが“15分前に来りゃいいぜぃ”って言ってるものの少しは余裕持っては来てますが、なんか周りの会社員とかが焦って電話したりしてるのを見てたら、携帯で『sakusaku』見てる場合じゃないかもと思って慌てて航空券を確認。…あれ?頭の中にあった出発時間より1時間遅い飛行機だし*1。よって、偶然にも1時間早く家を出ていたため、バスの遅れに関係ナシにゆっくり朝食とれてしまった。
今回向かう先は沖縄です。それも、思いっきり西の果て…というと与那国島なんですけど、ちょい手前の小浜島というやや中途半端な目的地で。ま、ここ数ヶ月くらい結構アタマ使うような事が多くて、なんも考えないで廃人のようにただ太陽を見つめていればいいところということで。というわけで、まずは那覇に到着。迎えてくれるのはやはりシーサーですね。

一応、こんな感じのちゃんとしたのもあるんですけど。基本、沖縄と言えば、物質の7割はシーサーですから。横を見ると子供用の遊具もシーサー。

そして、ついには黒ヒゲ危機一髪までもシーサーになってました。

シーサー危機一髪って…。ま、那覇空港は経由地なので、昼食を食べるくらいの時間だけで。石垣島行きの飛行機に。ちなみに、飛行機って乗ると必ず脱出方法とかの説明あるじゃないですか(なんかANAの説明用CG映像って、ウゴウゴルーガのオープニングとか想いだしちゃう雰囲気なんですけど、わざと?ん?俺だけ?)。私は、いろいろと落ちかけたりもしているんで、毎回わりとちゃんと聞いてるんですが、今回は普段より聞いてる人多かったんじゃないでしょうか。なにしろ横に、炎上した中華航空機放置してありましたから。

なんかの見せしめなんでしょうか。救命胴衣に気取って息を吹き込むフリをしているCAも“お前ら、おとなしく乗ってないと燃すぞ、あんなふうに…”と言っているようで、石垣島までの1時間おとなしくしてました。。。
というわけで石垣島ですね。ついにはコンビニまでシーサーになってしまいました。

店名がコンビニシーサーって…。どんな名前だよ。看板もシーサーだし、店頭には大量のシーサーが並んでました。
石垣島では2時間くらい余裕があったので、公設市場とか見たりあとは宮良殿内とか。これ“みやらどぅんち”って読むんですけどなんか響きがおかしくて、単にタクシーの運転手に“みやらどぅんち”って言いたいだけだったんですけどね。フツーの古い家だったし。いや、悪かないんですけどさ。そこだけじゃなく、フツーに街中歩くだけで、琉球瓦の屋根の趣のある民家ばかりでそれだけでも楽しかったので。んな感じでもやもやと時間を過ごした後、ようやく最終目的地である小浜島へのフェリーに乗るのでした。初日ほっとんど移動だけだね。

*1:頭の中にあった出発時間は来週の出張の出発時間だった…