松尾貴史『折り顔』

ちょい前にTSUTAYAで視聴してから『THE JAPANESE TRADITION 〜日本の形〜』は一度ちゃんと見たいなぁと思ってるんですけど、一部米系動画配信サイトでアップされているのを観たら日本の伝統として紹介されている“折り紙”で難易度191までレベルアップすると立体的なアンコールワットも折れるようになるとのこと*1。なんかこっちの方に興味持ってしまってちょっと調べてみると、コレ“折り紙建築”と言われる文化なのですね。
で、おそらくその“アンコールワットの折り方”が載っているだろう本『折り紙建築 世界遺産をつくろう!』を探しに図書館に。残念ながら、目的の本はなかったのですが*2、同じ著者の“折り紙建築”を掲載している本をみつける。中には(ちょっと古さを感じるけど)ワールドトレードセンタービルなどの折り方が。いったいどんなにすごいWTCが出来るんだろうと思いページを開いてみると、そこには紙を3回折っただけの直方体を2本立てて“はい、WTC!”ってのが。えぇっ。ほかもこんなんなの?映像ではもっとすごい立体的な江戸城アンコールワットが出来てたんだけど…。
と、ちょっとがっかりしていたそんな時、同じ本棚でこの本をみつけました(ようやく本題だ)。上方声帯模写を生業にしている松尾貴史さんが、時折テレビなんかでも披露している“折り顔”の本ですね。私も一応『夜マゲ』で星20個持ってた人間ですし、松尾さんのこの本は発売した頃から興味はあったんですが、コレ見て2〜3個折れるくらい余裕のあるときじゃないと手に取れないかなぁ、と思ってたら結局今になっても見れていなかった本だったり(あとちょっと高いし)。と思って観たら、折り方の説明が事細かに書いてある系の本ではないのね。松尾さんが折った折り顔の写真に、その人についてのコメントをするといった感じで書かれている本。ってか、逆だね。松尾さんがコメントしたい人について折り顔作って言いたい事言うって感じかな。ひさうちみちおとか折ってるし。井上陽水を“反体制が似合う人を検索したらトップ当選でした”、ダリを“スペインの大泉滉”、エリツィンを“苦虫をきっと噛んだことがある顔”って。後半のナンシー関との対談では、折り顔はかなり人間の顔の構造について観察&研究した上で作られているモノなんだよなぁ、と言うことを感じさせてくれるんだけど、その結論が観月ありさと萩昌弘とドクター中松の顔は似ているので並べるとグラデーションになるって事なのかい!。いや、最初は全然違うもの探しに来たのに、期せずして松尾ワールドを堪能してしまいました。
ちなみに、いくつか載ってる折り方。森雪之丞とかがあればちょっと折ってみようかとも思いましたが、そこまでやるのはもうちっと暇になってからね。


俺内ランキング(2007.6.20現在)

  1. 『NICE DAY feat.BEAT CRUSADERS』:RYUKYUDISKO BEAT CRUSADERS(音楽)
  2. リボンナポリン アクアクリア(飲料)
  3. 『折り顔』:松尾貴史(書籍)
  4. UNOのCM倉科カナ(芸能人)*3
  5. 味まる カツカレーおにぎり:ミニストップ(食品)*4
  6. 『Right Here, Right Now』:Fatboy Slim(懐かし音楽)
  7. 週刊朝日の表紙の相武紗季(芸能人)
  8. 『THE JAPANESE TRADITION 〜日本の形〜』(DVD)
  9. 折り紙建築(日本文化)
  10. 『都合により休ませていただきます(1ヶ月ほど)』:都内某ラーメン店(辞世の句)

次点:『もやもやさまぁ〜ず2』の実弾射撃初体験inハワイで腰が抜ける大江麻理子(アナウンサー)

*1:なんか、動画配信サイトでアップされてるのかき集めれば全部観れそうな気がするけどね

*2:ま、無いことはわかってたんだけどね。今はほとんどの図書館でネットから蔵書検索できるし。でも、そこで掘り出し物が見つかることもあるんで、わざわざ足を運んじゃうんだよね

*3:初めてサイトで公開されたときに、公式サイトチカチカするわぁ!という話と共に書いてたつもりだったけどまだ書いてなかったね。で、テレビではほっとんど見ない気がするんだけど、このCM。とりあえずこのガラガラ声だけは録り直しとか出来なかったのかね、ちょっと

*4:このシリーズは本当に良いのですが、食べていくとなんか“おにぎりにしては…”な違和感が。なんと中に福神漬けが。いや、そこまでカレーを再現しなくてもよいのでは…?