F1カナダGP

アメリカ大陸のグランプリは時間が月曜早朝になっちゃうから、フツーに平日働いているモノにとってはツラいんだよね。そしたら、今回すごい面白かったそうじゃないですか。というわけで、某国産映像配信サイトでアップされているので改めて見ちゃいました。しかもCS版!。川井ちゃんと今宮純さんの解説だ。噂には聞いていた(でも当然CS見れる環境になし)けど、マニアックな上に力が入っていなくて良い。川井ちゃん、ほぼ仲間内でテレビ見ながらタメ口で話してる感じだし。“え〜、なになになにぃ?”とか“琢磨給油してなかったんだ!ラッキー!”とか。特に、古館さん実況時代の“解説:今宮純、ピットレポート:川井一仁”時代に見ていた人間としては、こっちの方地上波でやってくんないかな?感。どーせ、F1の解説なんて専門的になっちゃったらわかんない人はわかんない世界なんだし(私も、技術的な事全然わかってないで見ている一人)ね。川井ちゃんの“読み”も当たりまくりだったし、見てて先がどうなるか、こっちの方が楽しかった。
で、レースの方なんですが、ニュースではクビサのクラッシュと琢磨のオーバーテイクがクローズアップされている感じでしたけど、今回はセーフティーカーが4度入ったことによるピットの駆け引きが面白かった。違反しても給油せざるを得なかったアロンソと、セーフティーカー導入を予測して早めに給油したハミルトン(って、どっちもマクラーレンじゃん)ってなところね。ま、ハミルトンはやることなすこと上手くハマって、とにかく彼のためのレースでした。そして琢磨のオーバーテイクね。相手がアロンソってのもあるし、残り数周って所での盛り上がりもあり、88年日本GPでターボのプロストを抜くNAのカペリ…とまでは行かないけど、かなり良いシーンでした。