罰ゲーム?
というわけで先週までの最悪の体調から回復してきたかと思いきや、もうなんの捻りもなく忘年会ラッシュでして。しかも今年は仕事関係ばっかりで、もう義務感だけの非常に不味い酒を浴びている毎日なのですが。そんな今日は、ちょい遠出してのやはり忘年会だったのですが、まあ遠出とは言っても帰りは2駅行って乗り換えれば、あとは座れる上に最寄り駅まで1本で帰れるって場所だったんで(1時間以上乗ってですけど…)、ま、少し気を抜いていたんですね。
まず最初の不幸*1。パスネットが切れかけてて初乗りにも満たない残度数だったので、新しいのを買って2枚重ねで乗車*2。すると、ちょうどゴミ箱があったんで手に持ったうちの1枚を捨てたんです。新しく買った方を…。あれって、入れたときと出てくるときで重ねたパスネットの上下が入れ替わってるって事あるの?なんで、新しい方を捨ててしまったんだかいまだにそのときの心理状態が不明(←いや、酩酊状態なんでは?)。
まぁ、予定通り座れたんで“寝ていくか”と爆睡モードに入っていたのですが、なぜか目が覚めた途中駅で(しかも、普通の通勤経路のよく見知った駅で)、“こんな駅は知らないぞ。どこだ。これは逆方向に乗ってしまったに違いない!”というわけのわからない思い違いで電車を飛び降りてしまい*3、“あれ?あってんじゃん”と思い電車に戻っても座れるわけはなく、残り40分くらいを立っていく羽目に。
仕方ないので暇つぶしにカバンから本を出したのですが、なんの本かといいますと、その話をするためには時間を数時間前まで遡りまして。忘年会でゲームコーナーみたいなのがあったんですけど、そんな場面で上司に勝たせてご機嫌を伺うほど出来た人間じゃないので本気モードで挑んだところ、賞品でじゅわいよ・くちゅーるマキのダイヤモンドリングくらい出るのかと思いきや石原真理子の『ふぞろいな秘密』ってどういうこと?罰ゲームかよっ!!。これってホントに買う人いるんか?って思ってた本なんですけどね。そんな本なんで、周りに“コレ読んでる”ってのがバレるとなんか非常に恥ずかしいんじゃないかって思い、(幸い書店のブックカバーもついていたので)必死に隠すように本を開きました。
すると…。すごいぞ、この本は。まず字がでかい。『ぐりとぐら』くらいの大きさの字で、文字間のピッチが『にんげんだもの』に匹敵するくらいなんじゃないかって感じでもうスカスカ。さらに、よく長文読解問題で“問:この文章を読んで作者の気持ちを40文字以内で答えなさい”みたいな問題がありますが、この本はまえがきを読むだけであっさり答えがわかります。“答:アメリカに住んでたけど、そろそろ稼ごうと思って日本に帰ってきたのでお金ちょうだい”(ジャスト40文字)そこで読むのやめてもよかったんだけど、寝られる席が空く気配もなし。もう少し読み進めたのですが、もう小3の女子の交換日記(しかも、ちょっと育ちが良いことを自覚して鼻にかけている小3)のような稚拙で内容のない“作文”が延々と書かれているだけのため、酔っ払った頭でも一駅で15〜20ページくらい進んでしまう感じ。中井貴一と牛若丸三郎太の件が終わったところでさすがに耐えられなくなって本を閉じました。かなり苦痛な罰ゲームです。なぜにこんな目にあわないかんのかと。。。
ちなみに、本日最後の不幸。最寄り駅まで3駅くらいのところでようやく席が空いたので座ったところ、まんまと寝てしまい、気づいたらタクシー乗り場も何にもないような駅*4。とりあえず歩いて駅を戻りつつタクシーを捜してみたのですが246で流しのタクシー拾うのって結構大変なのね。もう、何十分歩いてるんだ…?
俺内ランキング(2006.12.22現在)