『どうでしょうリターンズ 原付ベトナム縦断1800キロ』

Tvkの『どうでしょうリターンズ』がついにベトナムラストランに到達しまして。一応南関東圏での地上波での放送はこれが最初なのではないかと思うんですけど。ま、DVDも出てますしインプレスで有料配信もされてますので見る機会はあったんですけど、評判を聞くとあのラストは6年間の積み重ねがあってこそ感動があるものだと思っていたので後追いのミーハーが中途半端に観ちゃうのもどうかなぁ、と思っていたのが半分。ベトナムはいつかは行きたいと思っていたので、どうせなら行ってから観ればより臨場感感じられるかしらくらいに思っていたので、きっちりTvkでの放送の最終回を待って観ております。
リターンズでは最終回も30分枠なので本当の最終日分、ダラットからホーチミンまでの行程。ホーチミンから原付で1日分のところであんな涼しいところがあるのね。雨の降り方も日本の“山の天気は変わりやすい”の降り方だし。ホーチミンに入ってからの雨は完全にスコールの雨だったけどね。ゴールのノボテルガーデンプラザホテルのあたりは中心部からちょいはずれたところなので行ってはいない(空港まで行く途中で車で通ってはいそうだけど、暗かったので記憶に無い)んだけど、そこまでの道は結構歩いた道なんかも多くて、あのバイクの海を思い出せるので大泉さんが流れに飲まれてく辺りはかなり楽しめた。その上で、これまでマシン的にも天候的にもあらゆるトラブルを起こしてきて最終日にスコールだけじゃ…と思ってたらちゃんとパンクするとは、ニャンさんが仕込んでるんじゃないかと思うくらい神がかってるね。
そしてエンディング。『1/6の夢旅人2002』のフルコーラスは30分のリターンズだとかなりの時間を占めちゃうんだけど、これまで番組が旅してきた流れの中で観ると、すべてがあの曲に凝縮されて感慨でしょう。私は『リターンズ』で歯抜けに見てる部分をMXの『classic』で補完してる感じなんで順番が狂ってたりするんですけど。で、フツーの番組だと、アレだけの場所回ると代表的な観光地の絵でつなぐんでしょうけど、その辺関係ナシ。ヨーロッパ21カ国は“ハーイジー”だし。いい感じです。はい。北海道のみなさんから6年強遅れて感動させていただきました。
で、このあとTvkどうしちゃうんでしょう。関東ではやはり2006年(?)新作をやるとしたら一番最初にやってくれるのはこの局だと思うんで、終わっちゃうとつらいなぁと思っていたら、ちゃんと『classic』を最初からやるのね。さすがです。今回のエンディングを観ていてもテロップが出る海外企画はともかく、国内企画はまだ何の企画か想いだせないものもあったりするので、またイチから復習しないとですね。