『サマータイムマシン・ブルース』

UDON』を観たときに“この映画を観てから観るべき”みたいな情報をいくつかみつけ、それなら順番は逆になっちゃったけど観とこか、的な感じでレンタルした映画。ってか、公開したときにもちょっと観たかったってのはあったんだけどね。上野樹里だし(そんなに出演シーン多い役じゃないんだけど…)。
真夏の暑い最中、クーラーのリモコンが壊れたSF(とは名ばかりでSFが何の略かも知らない)研究会の部室に理由もなく現れるタイムマシン。どう使うかを考えてなんか未来に行くのはびびっちゃうし、とりあえずリモコンが壊れる前の昨日にリモコンを取りに行こう。ところが過去を変えてしまうと大変なことになると理解したために…という感じのタイムスリップドタバタモノ。元が舞台だったってことで、かなりg走り回るスピード感がある舞台だったんじゃないかと想像できる(ってか、舞台版DVDの告知でちょっと映像ついてたけど…)。
基本的に“意味”とか“リアリティ”とかとことん求めちゃう人はついていけないでしょう。なんといっても最初からなぜタイムマシンが現れたのかというのが、まったく意味不明だし(最後まで理由はわからず。その未来に滑り込もうとする人は出てくるけど)。タイムマシンがあるにもかかわらず、壮大な事をやらずにリモコンを取りに行くとか、ギンギンを2体にしたいとか、ヴィダルサスーンを取りに行ったりとかって発想の面子が集まってるのが非常に良い空間。ってか、ヴィダルサスーンって。言葉の響きで面白いだけのこといっぱい入ってる映画で、それも良いです。ハリキリスタジアムとか。
上野樹里はそんなにしゃべる役でもなかったんで、お気に入りのリアクション芸(?)はあまり観られませんでしたが、ラストの“決められた未来に滑り込む”のエピソードの中では重要な役で、なかなかこの先の未来を想像させる役でした。あと『UDON』とのつながりはあの舞台の香川と3人プラス1だけかと思っていたら、あのメガネの娘も『UDON』に出てたのはこの映画の役でだったし、あとなんといっても“松井うどん”が街中にあるのね(店の外観は違うけど)。たしかに、コレ観てからだとリンク探しの楽しみが出来たかも(ってか、『UDON』のロケハンにいったついでに作った映画ってのはホントなんだろうか…)。
で、とりあえず1回見終わったところで、やはりタイムマシンモノの映画は“もう1回観直してみたら、最初のあの場面にあとから過去に戻ったときのアレが映ってるし!”をみつけるための2回目を観たいところなのだが、実はレンタルしたトコからなんか忙しくなっちゃって観れなくってずっと放置していて、返す間際に慌てて観たため、返却期限があと30分なのでし。あーもう1回観たいのに返しちゃうのかぁ。7泊8日の大半はテレビの横に置いてあっただけなのになぁ。あ、そっか、んじゃタイムマシンで昨日に行ってDVD持って来ちゃったところで誰も観ないんだし、それで観ればよいのか。でもそうすると今返却するDVDがなくなっちゃうわけだから、その分はその前の日から取ってきて…。あ、なんかわかんなくなってきちゃったんで、とりあえず返しに行こ…*1


俺内ランキング(2006.11.11現在)

  1. サマータイムマシン・ブルース』(映画)
  2. 『シャングリラ』のPVで寝ながらギターをひくチャットモンチー橋本絵莉子(芸能人)
  3. 日本×セルビア・モンテネグロ:女子バレーボール世界選手権(スポーツ)
  4. 『私の下着とあの人のうんこを一緒に洗わないで!』:『深夜の馬鹿力』にて伊集院光が考える世の39歳が娘に言われてそうな事(名言)
  5. 24 -TWENTY FOUR- 5th season』:米テレビシリーズ(DVD)
  6. 上野樹里(芸能人)
  7. 半熟目玉焼きバーガー:am/pmヤマザキ)(食品)
  8. 『シャングリラ』:チャットモンチー(音楽)
  9. とんかつ茶づけ:すずや青葉台店(食品)
  10. 無印良品×甲斐麻美 お仕事レポート』(Web)

次点:明治安田生命のCMで“大丈夫ですか!?”というときの相武紗希(芸能人)

*1:なんかドラえもんが2・4・6・8時間前の自分をそれぞれ呼んできて勉強をする話みたいだな…