2006日本シリーズ

てなわけで、日本シリーズ。あっさり札幌で終わってしまいました。1勝でもしてナゴヤに帰ってこれれば、まだ昌さんの当番もあるし(どうしても“昌さんが勝った時が日本一になれるときだ”と考えてしまう)あの雰囲気の中に巻き込めるしってのもあるしね。さらに、観に行った試合でホームランはでたものの1・2戦でのヒットはそれ1本のみ、イマイチ調子に乗り切れない孝介…ってこれ、準決勝・決勝で大爆発したWBCのパターンそのものじゃーん。ってことは第6戦まで持ち込めれば…ってのも考えてたんですけど。
結局、札幌の3戦は仕事でテレビ観戦も出来ませんでした(本当は水曜日は早く帰れそうだったんですが、なんだか急に出張させられて、新幹線の中にいた)。録画はしていたのですが、さすがに見る気力もなくね。
基本的に下馬評ではドラゴンズの方が力は上なんじゃないかという声がある中、世の機運は完全に北海道初のシリーズ、そして新庄の最初で最後の日本シリーズという事で日ハムより。新庄に関しては“阪神とやりたい”発言もあったし、こうなりゃもうヒールに徹して、憎たらしいくらいの強さで勝つしかないと思ってたんですけどね(ちなみに、新庄のパフォーマンスは嫌いじゃないです。プロ野球は金とってやってる以上ショーだと思いますのであの盛り上げには賛成で、だからこそ4勝0敗で完膚なきまでに叩きのめしてしまって、やはり引退撤回ってのが一番いいんじゃないかとも思ったりしてた)。やはりナゴヤドームでも新庄が出てくるとドラゴンズの応援席でも雰囲気変わったし、それ以降、特に札幌では完全にファイターズの“流れ”に飲まれてしまったという感じですかね。ま、これは“日本一の前にまずセを連覇してから”ということでしょうか。楽天を除いた11チームで一番日本一から遠のいているってキャラは、むしろ来年シリーズに出たときに追い風になるので甘んじて受け取っていきましょう。2リーグ分裂後でのセ・リーグ優勝回数は2番目に多いってとこで強さもアピールできてますから。とりあえず、今年は北海道日本ハムファイターズ(&伊集院さん)おめでとう。来年は新庄はいないものの、稲葉やひちょりを抑え、八木やMICHEALを打ち、そして小笠原を…、お、小笠原はどこのチームにいるのかな?あ、あのドラゴンズ的にも森野は外野の守備も出来るしサードを空ける事は可能なので、その辺ひとつ…。