アプサラ舞踊ショー
ホントは、アンコール・ワットを見た後、近くにあるプノン・バケン山という小高い丘のようなところに登ってサンセットを見る予定だったんですが、雲行きが怪しくこれから沈む太陽が既に見えず。一応登ってみたものの(山頂はかなりサンセットを待ってる人でごった返していたが)、どう考えても太陽が見える様子が無かったため、早々に下山。山頂にあるちょっとした寺院が、なんでも当時の王が戦いに負けた記念になぜか作ったモノらしく、負け犬根性が根付いている人間としては非常に共感持てるものではあったんですけどね。そういえばこの山。歩いて登るのが面倒な人用には象の背中に乗って上まで運んでもらえたりもするんですが、象って平らなところ以外も歩くんだ。ちょいびっくり。で、麓まで下りるころにはあたりは暗くなってきて案の定サンセットは見えなかったのですが、これって仮にサンセット見れたとしても帰り道真っ暗なんじゃないの?結構急な下りとかもあったんだけど…。
暗くなって向かった夕食はやはりカンボジア料理のバイキングレストランなんですが、ここのウリは民族舞踊のアプサラ舞踊を見ることが出来るというもの。こーいう舞踊系はバリでレゴンとケチャを見て以来かなりハマってて、カンボジアにもあるということでぜひ観たかったのです。とか言っといて、ココ来るまで“アプラサ”だと思ってたんだけどね(原因はウルトラマンAの怪獣・アプラサールだと思うんですけど。でも、あの怪獣も一応天女なんで多分語源は一緒なんだよね…)。
ただ、このアプサラ舞踊。ポルポト政権下で弾圧されて踊れる人がほとんど殺されてしまったため、現在はわずかに生き残った人からの伝承で復興を目指しているのだとか。ということで、今回のショーに出ているのも本意気の舞踏家というよりは地元の高校生だということ。ま、アンコール東高のアプサラ部の皆さんといったとこでしょうか。そのためかはわかりませんが、アプサラ舞踊だけではなく、合間合間に場繋ぎのようにココナッツダンスやバンブーダンスが入る感じ。これやってんのは多分1年と2年ね。で、3年になって初めてアプサラ踊らさせてもらえる、みたいな感じで…ってホントのところはわかりませんけど、いつもセンターに来る娘は一緒なんで、多分あの娘は3年の部長で唯一舞踏の推薦入学で入ってきた娘って感じでしょうか。で、ラストの踊りだけは周りで踊る女子も増えるので、2年の一部も加わって一緒にという感じになったのですが、あのー、この旅行中3回目の話題になっちゃいますけど、こっちの服、生地薄すぎ。ただね、胸の部分は白い衣装なんでまだ見て見ぬフリ出来るんですよ、普通なら。ちょっと気が抜けてる2年のひとり(下の写真で左から2番目)、頼むからストライプのブラはするなよぉ。今日部活でダンスやるよって言ったじゃん!なんだ?それで気をひいて、来年3年になったらセンターになりたいとか言う野望か?まったく…。ま、それは置いといて、伝統的な舞踊を堪能できたのは非常によかったです。なんか疲れちゃって、料理の方はアンコールビールばっかりのんでたけど…。
そういえば、さっき怪しかった雲行き。レストランに入ったとたんにものすごいスコールになってました。どこかで雨降られるのは結構覚悟してたんだけど、室内にいるときだったのは非常に幸運。前半、雨音で演奏が聞こえにくかったりはしたけどね。雨も上がり、ホテルへ送迎してもらえるガイドの車に乗っていざホテルへ!。
…ゴスッ…
あれ?今バックした時、後ろの車にぶつけなかった?そんな運転手の示談交渉と共にカンボジアの夜は更けていくのでした。。。
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*1:ミネラルウォーターね。当然ですけど…