日の出

というわけで、カンボジアに来てからの実質1日目。ここでもホテルの朝食から…となるかと思いきや、バリバリ観光するスケジュールで組んであるため、朝食前にまず予定があるのです。というわけで、いざ4:30起きでアンコール・ワットに向かい、日の出をみることに。
こっちの方で日の出がありがたいものなのかはわかりませんが、遺跡から昇る朝日と言うのはシリウスを神とあがめる私の宗教でもありがたく感じるもの(シリウス云々の件は嘘ですけど…)。で、なんか日本以外でも太陽は東から昇るそうなんで、日の出を見ようと思うとここらの遺跡群で唯一西向きであるアンコール・ワットがやはりポイントとのこと(要は遺跡のバックに太陽が昇る)。まだ遺跡に入れる時間でもないためそんなに人はいないのかなと思っていたのですが、着いてみるとすげー人だったり。しかも日本人ばっかじゃないの?一応、韓国とかからの旅行者も増えてるとのことなんですが、送迎の車とか見ると日本語で書かれたツアー会社名とかばっかだし。想像するに、ほかの国とかだと日の出をバックに沐浴したり、断食を始めたり、北風が止んだんでコートを脱ぎ始めたりといった習慣はあっても、たばぼーっと眺めてありがたいと思うなんてのは日本人くらいなんじゃ。
すこし明るくなり始めたもののまだシルエットで見える感じの西楼門の中央塔をくぐると、長く続く参道の向こうに写真とかでは見慣れた3つの塔*1が。
 
その中はあとでゆっくり見るとして、ってかあんまり近づくと遺跡に隠れて日の出が見えないので、適当なあたりで場所を決めて日の出を待つ。振り返ってみると、うわっなんだこの人だかり。やっぱ日本人が多い気がする。

で、いざ日の出を待つ…って、何時に出るんだ?しまった調べてないや。日本にいれば大体想像もつきそうだけど、それもわかんないし。ま、人も集まってきてるし、明るくなってきたしくらいに思っていたら、
 
出ましたー。6時くらいだったのかな、結局。素晴らしいです。シリウス信仰もふっとぶくらい(しつこいって?)気づいたら、横で写真を撮っていたのは西洋系の方々でした。よく考えたら“サンライズ”って言葉があるくらいだから、西洋の人だってたんなる太陽だとは考えてないよね、やっぱ。

*1:実際は5つある塔がお化け煙突状態になってるだけですけど