アオザイ娘

食べ終わった頃にはようやくスコールがあがったって感じになったので、結局今日の午後も待ち歩き。店を出ると片側3車線の交差点を斜めに横断するアオザイ美女を発見。現地の人には珍しく傘をさしていますね。ん?違うか。やたら大きな傘だし。コレ客用かな。ということはマッサージの客引きか何かの人かも。

なんかそんな感じで人を見てるのも結構楽しくて。この写真の傘をかぶった物売りのおばさんから果物を買うアオザイの女性ってのも“らしい”風景でいい感じです。

あと、昨日ライトアップされていた人民委員会庁舎の前で、どこか台湾あたりのアイドルって感じの娘の写真撮影もやってました(写真撮る直前にレフ板持った人がはけちゃったんで、フツーに自転車乗ってる人の写真みたくなっちゃいましたけど)。なんでしょう。台湾版『Bomb!』のカラー4ページくらいの特集で“ベトナムでの生活にもすっかり馴染んできた私、今日もチャリで稲刈ってきちゃいました”みたいなキャプション付けてってな感じでしょうか。何で自転車の後ろに稲積んでるんかがよくわからないんで。

そーいえばBombつながりで(つながってないって!)、どこのパンフレットにも乗ってるバクダンアイスって店があるんですけどね。なんか物騒な名前ですが、いや実は“バクダン”って名前に店やホテルが結構あるんで、日本の爆弾とは違った別の意味があるんじゃないかとは思うんですけど。ココの店、前を通ってみると『恋するベトナム』で西田尚美余貴美子と出会った喫茶店だった(たぶん)。ってな事で思わず写真撮ってしまった。ココまで来てロケ地めぐりするか、俺!

んで、休憩で入ったのはココではなくて、国営百貨店の4階にある、ベトナムのスタバって感じのフツーのチェーン店だったんですけどね。いや、この街は、喧騒を見下ろせるようなロケーションの店で、行きかうバイクを眺めながら過ごすのが絶対面白いと思ったんで。やっぱ正解。1時間くらい眺めていたんですが、もう3人乗り4人乗りは当たり前。そいつらを大外から巻き込みながら曲がってくバスとかね。あと、以前タイ映画の『マッハ!!!!!!!!』を観た時に“街中を巨大なガラスをもって歩いている人をすり抜けるアクション”みたいなシーンがあって“そんな奴おらへんやろ〜”という俺オリジナルの突っ込みを入れてみたりしてたんですけど、ホントに巨大なガラスをしかもバイクで運んでる奴とかいて、かなりエキサイティングでした。ちなみに、持って行ったガイドブックに“夜のロータリーで道路が見えないくらい走り回っているバイク”と言うかなり熱い写真があったんですけど、それもこの店の窓からだった。そうか、この店の醍醐味は夜だったのか。と少し残念に思いながらも徐々にバイクが増えてきたあたりで店をあとにしたのでした。