『時をかける少女』

最初に言っときますと、ここんとこ話題のアニメ版の『時をかける少女』ではなくってね。ま、きっかけはその紹介記事とかでもあったりするんだけど。半分はね。あと半分はTSUTAYA半額レンタルなんですけど…。そういえば観たことないな、と思い不意に借りて来てみた、元祖・原田知世版の『時をかける少女』です。
ま、ストーリーはともかく、まずの感想としては、当時の原田知世のかわいさは神がかり的だな。すごすぎ。でも、公開された頃(小学校の高学年くらい?)にゃあまだ理解できないかわいさだな。ガキの頃だと物心ついてたとしても、もっと派手な顔のパーツとかにひかれるだろうし。おまけに学校の制服はもちろん、白ブルマあり弓道の和装アリとは完全に狙って作ってるね。参りました。演技は違う意味ですごいけどね。あそこまでかわいいと、貸したハンカチを“このハンカチ、おしょうゆの匂いがいっぱいしたわ”って返されても、全然怒らないね。いったい、どんなセリフだよっ!
あと、すごいのは特撮ね。まだ崖の絵の前で演技したほうがよかったんじゃないかってくらいの映像がむしろ感動的でした(ってか、あれはリメイクでフルCGとかでやっちゃったらむしろ味が失われちゃう系かも。ん?そういえば、リメイクってあったよね)。崖といえば、大林宣彦はとにかく尾道の高いとこから人が落ちとけばとりあえずOKくらいに思ってるんでしょうか。ま、とりあえずOKになってましたけどね、原作もしっかりしてる話だし。
んな感じで、とりあえず終わりかなって思ったら、最後に大オチがありましたね。ジャッキーチェンのNG集かよ(あ、NGシーンもあったけど)。エンディングテーマが、各シーンのダイジェストになってるんですが、これを原田知世が『時をかける少女』を歌いながらのシーンにすべて撮りなおされてる。なんだ、この奇妙な映像。ってか、屋根瓦がガンガン落ちてくるのを危機一髪で助かったシーンで歌うなよ、と。あまりにもおかしくて何回も観たせいで、あれから頭ん中で『時をかける少女ヘビーローテーションです。


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