ナイター観戦in平塚球場

グラウンドが近い!

相変わらずお仕事に精を出す労働者Mな毎日なのですが、月末月初にやや楽になる仕事なため、本日の定時退社と明日の有給消化をゲット。という事となれば脳内でここのとこ着々と進んでいた計画がついに実行される時が来たということなのです。
久々にあの芝生の外野席でナイターが観たい!!
横浜ベイスターズが毎年ハマスタ以外で行う主催ゲームに、同じ県内の平塚球場で行う試合と言うのが1試合だけあります*1。で、この3連戦、昔は静岡→平塚→横浜という感じで名古屋‐横浜の間にある静岡からはじまっていることから(かどうかはわかりませんが…)中日戦が組まれることが多く*2、さらに私、以前仕事の関係でこの辺に住んでた時期があったので、その年のカードが中日戦に決まった年はコレを観ることを生きる糧に第一四半期を乗り切り、仕事終わりに外野自由の芝生席を陣取ってナイター観戦をすると言うのが至福の時だったのです。
で、そのベイ平塚遠征が今年は中日戦!。仕事場こそ都内になってしまいましたが、速攻であがって湘南新宿ラインに乗れば4〜5回からなら観れるかも。あの芝生席が待っている。その思いで速攻駅までダッシュ…ってわけにも行かず、結局予定より1本遅い湘南新宿ラインで球場に着いたのは試合開始から1時間半弱過ぎたあたりだったでしょうか。で、勝手知ったる総合公園内を一直線にチケット売り場へ。外野自由席を購入しようとしたところ、売り切れ!なんと!昨日、まだ行けるかわからなかった状態でローソンのロッピィでチェックした段階ではフツーに買えたんですけどね。見切り発車でその時点で勝っておくべきだったか。結局、芝生席での夕涼み野球観戦は断念。内野自由席を購入して球場に入りました。
試合は5回。電車で来る途中、携帯サイトの速報とかで0対0のかなり均衡したゲーム展開になっているとの情報は入っていたものの、無料サイトの情報だったんでいまいち誰が先発かとかまではわかってなかった。内野席の階段を上り、グラウンドを見下ろすとマウンドにいるのは横浜・門倉。なんと。たしか、前回ここの球場に来た時も先発は門倉だった記憶が。ただし決定的に違うのは、当時は中日の先発としてマウンドに立っていたと言うこと。なんたる偶然。しかもかなり抑えられてるじゃないですか。相手にとって不足なし。緊迫した試合が期待できそうです。
とりあえず、前から6〜7列目くらいの席に腰をおろす。この時間に来てこんな近くに座れるのも地方球場の3塁側の魅力でしょうか。しかもフツーの球場に比べてグラウンドも近い。レフトのアレックスとキャッチボールする藤井の背中がすぐ近くに見えます。改めて球場を見回すとハマスタの照明塔の角を削って電球を間引きした雰囲気の照明塔。間引きのせいかわかりませんが、ちょい暗い感じがするのもいかにも地方球場って感じ。良い。と思いきや、今年はなんかライトスタンド後方に見慣れぬ輝きが。なんと、仮設のオーロラビジョン風が聳え立っているではないですか。やはりメディアが親会社になると違うな…と思ったら、日産自動車プレゼンツでした。さすが、平塚市内に大工場をいくつも抱える日産と平塚は共生関係ということでしょうか。やるな、ゴーン。そしてさらに、5回を終わったところでスコアボード裏に花火が。こんなのも昔は無かったと思うんだけど…。ま、以前は平塚遠征は6月だったってのもあるかもしれないけど。方向的には日本庭園のあたりであげてるのかな?などと考えてみたり。横浜側の紹介にはウグイス嬢ではなくDJを使うなどハマスタのテイストも持ち込まれており、かなり以前より華やかになっておりました。
と、そのあたりから試合は動き始めます。6回にタイロン・ウッズの先制2点本塁打。これで逃げ切れるかと思いきや、すぐ村田のソロで返される。どっちも打ち上げちゃった感じで“ホームラン?”って感じの当たりだったんだけどね。この辺は、両翼91mが魅せるマジックか。7回は門倉に代打かと思ったら種田とは、さすが牛島監督ドラファンの期待も意識してる…わきゃないかな。でも、相変わらず種田の応援は良い。種田の応援とあの悩ましげなチャンステーマの時だけは横浜の応援席で一緒にやりたくなる。なーんてな事考えてるから、8回に逆転されちゃうんだな、すまん。。。
となれば、9回はクルーンじゃないですか(そうか、あのライトスタンド裏のオーロラビジョン風はスピード表示のためか!)。で、練習球からほっとんどの球が150キロ台後半ですよ。これはウッズでも攻略は難しいかという考えがちょっと頭をよぎったりもしたんですが、御見それしました。前の球も150キロ台で空振りだったか見逃しだったかなんですが(記憶が定かでない…)、それで見極めたかな。今度は完璧な当たりの同点本塁打です。この状況で歌う『燃えよドラゴンズ』はかなり気持ちよかった。ただ、ここで一気に攻略して岩瀬で締めか…と思いきやクルーンの球速は落ちませんね。谷繁の打席なんか5〜6球(コレも何球だったか忘れちゃった…)157キロと158キロだけで押しまくった上で、最後は140キロ台前半で三振とは。これでも緩急の差って言うのかな。緩が140キロ?
というわけで9回裏。中日×横浜といえばかつて5時間試合を何度も経験してきた伝統のダラダラカードだし、明日も休みなんで延長行っちゃおうか!ってな気分にはなっていたんですけどね。最後はデニーが打たれて痛恨のサヨナラ負け*3。最後のヒットは森野グラブに当てたんだけどね。取れてたらファインプレー&ゲッツーだったけど、逆に当たっちゃった事でランナーを本塁まで帰しちゃったかな。そういえば、そのあと森野うずくまったまんまだったけど大丈夫だったのかな。なんか、見る感じ顔のどこかから流血(?)って感じだったんだけど。
さて、という事で個人的には観戦試合2連敗。対横浜戦という意味でも2連敗です。俺、疫病神になりつつあるか?。ちょっと去年勝った球場にでも行って運を取り戻してこないと。去年最後に観戦して勝った球場は…、ナゴヤドームか。やっぱ今年も行くしかないのかな。
さて、行きは急いでいたため平塚駅からバスで来たものの、帰りは懐かしい街並みを見ようとちょい遠回りもして平塚伊勢原線を歩いて駅まで。いやぁ、しばらく見ないうちに…って言うほど変わってなかったな、平塚。エロビデオ屋がエロDVD屋になったくらいの変化って感じでしょうか。変わらない街並みを通り、元ハガキ職人の血か平塚郵便局なんつーどうでもいい場所に“懐かしい〜”とか思いながら帰路についたのでした。

*1:あとで調べたら、今年は交流戦1試合、リーグ内の試合1試合の計2試合だったみたいね

*2:私の主観。実際にどうかはわかりません…。おまけに今年は静岡無いし

*3:なんか、今日この文章に出てくる両軍選手の名前って、門倉、ウッズ、種田、牛島監督、谷繁、デニーと両軍ともを経験してる人ばっかだな…