KOKAMI@network『恋愛戯曲』

土曜日の池袋。アイドルイベントの定番、サンシャイン噴水広場*1が凄い人だかり。ちょっと人ごみの後ろでジャンプしてみると、なんだよ森昌子かよっ。という事で素通り。で、ホントの向かう先はいっちばん奥のサンシャイン劇場…なんですが、その前に。ここのエレベーターの待たされ度合いったらないね。チョイ悪おやぢ風の極悪社長が絡んでるわけでも無いのに酷すぎ。必ず10分近く待たされてる気が。しまった、サンシャイン劇場は手前で4階に上がっといて渡り廊下で行かなきゃいけなかったんだ、と毎回エレベーターに乗ってから思い出す学習能力の無い私です。
てな事で、今回はKOKAMI@networkの『恋愛戯曲』を観て来ました。特に席とか気にせずに劇場に入ってみたら、なんと前から2列目の席でした。そんなに気合入れて予約してたっけ。ここまで良い席は久々だな。それこそ演出のシャボン玉が顔にぶち当たって来るような所で、主演の牧瀬里穂が出てきた日にゃあ、あごがぶんぶんぶつかってくるんじゃないかって所でした*2
舞台は5年前の公演の再演です。恋愛ドラマの脚本が書けない脚本家とそこに催促に来るプロデューサー。その現実世界と現実をモチーフに書かれるドラマの世界、さらにそのドラマの中の脚本家によって書かれるドラマの世界といった3つの世界が交錯しながら進行するストーリー。再演の舞台観ることってあまり無いんですけど、だからと言って比べる気は無いんですが、どーもこの脚本は良くも悪くも初演の時の永作博美にあわせて作られた話だなぁ、という気が*3。それだけに、牧瀬里穂の違った面というのはみえた気もしますけどね。最初は“学芸会か?”って思うところもありましたが、劇中劇の脚本化志望主婦を演じる辺りからは良い感じでしたね。大和田美帆の役も個人的には旗島伸子の役なんですけど、初めて知った方だったんですが、予想外に良い役者さんでしたね。タダの2世タレントじゃないな。そういう意味では渡部建が一番役のイメージに近い感じにはなってましたかね。鴻上さんがアンジャッシュのコントを演劇的だって思ってキャスティングしてきたわけですし、そのためにちゃんとアンジャッシュのコント風のシーンも作られてましたしね。ま、基本的には好きな話ですし、3つの世界の平行して進行していくところ、徐々に変化していくところが2回目と言うことでよりわかって楽しめましたね。
ちなみに、今回の役者のみなさんの衣装。安原義人さんのジャケットの背中に不自然に文字が書いてあるなぁって思った辺りから気になったんですが、牧瀬さんのドレスの前後、渡部さんのジャケットの襟、ネクタイ、シャツの襟、強盗役の2人の衣装にもあちこちに書かれた英文(英語かどうかわかりませんけど)。あれって、なんか意味あるんですよね。いや、渡部さんが“最後のチャンスなんだ!”って叫ぶシーンで、襟に書かれているのが“The last chance”だったんでなんかあるはずなんですけどね。かなり近かったのにほかはわかりませんでした。あれって、公演後でもいいんで、どっかに答え合わせ公表されないですかねぇ。結構、気になってます*4


俺内ランキング(2006.6.11現在)

  1. 『恋愛戯曲』:KOKAMI@network(舞台)
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  10. プチプチ青発芽玄米に鮭と野沢菜を混ぜ込んでおかかと昆布を入れたおにぎり:am/pm(食品)

次点:Natural Sparkling シイクワシャーのCMの近野成美(芸能人)

*1:今でもそうなのかな?少なくとも私の現役の頃は。あ、私が現役アイドルだったって事ではなくね

*2:勘違い無いように言っとくと、私牧瀬さんは好きですよ、一応。『ミラクルラブ』ソラで歌えって言われれば多分歌えますし。歌ったことないですけど…

*3:ちなみに、第三舞台だったら長野里美がハマる役だろうなぁ

*4:トークショーつきの日にネタばらしがあったという話しもありますけど…

*5:いや、某画像サイトで『夢で逢えたら』のオープニング映像を久々に見て、ひとつ下のリンドバーグと一緒に繰り返し見てしまった。

*6:しっかし、30分番組でオープニングに2分半も使ってるのに、全く文句無く見れるってのは、いかにこのOP映像が秀逸だったかだね

*7:『恋愛戯曲』のエンディングテーマでした