『見仏記 親孝行篇』

旅から帰ってきて、たしかみうらさんとせいこうさんも行ってたぞと思い、『見仏記』を読み返してみる。やはり鞍馬寺に行っていたか。たしか読んだことあったはずなんだけど、でも内容は忘れてた。やはり行ったことない時点で読んでるのと、行った後で読むのとでは印象も違う。鞍馬に行く途中の電車から天狗型のやぐらなんか見えたのか。しまった見逃してる。。。
案の定、みうらさんは天狗に食いついてるし、護法魔王尊って名前のカッコよさに言及してるし、そして金星から宇宙人が降りてきたところを見たいと思ってる。そりゃそーだよな、インパクトが違うもの。ところが、あとはそこから貴船に抜けるだけのコースで突然鞍馬駅方面に引き返す2人。みうらさんが天狗グッズを買いたかったからと言うことなんだけど、さすがにここは行った後でないと面白さがわからなかった。だって、あそこまで行ってればほとんどちょっとの山道と階段下って、貴船に抜けちゃえばバスもあるのに。マラソンで競技場に帰ってきたところで、40キロくらいの逆走を始めるみたいなもんじゃないの。下手すると貴船から電車で一駅戻って鞍馬に行った方が早いかも知れないのに。やはりこの人の考えることは常人では計り知れません。