東京湾観音

下から見上げるととにかくでかい

とりあえず1泊しまして、夜&朝で露天風呂とか入ったりとかね。んで定番のドライブコースである房総フラワーロードとか通ってみたり(花咲いてるのなんてほんの一部だったけどね。あとは寂しい漁村ツアーって感じ)、魚料理とかは新鮮なのでかなり満足して食べたりしましたが、個人的には内房にきたらこの東京湾観音が見たかった。
存在を知ったのはA女E女が書いた『千里眼』だったのですが、その時は架空の観音(微妙な言葉だな。じゃ、実在の観音ってなんだ?)だと思っていたのですが、別冊宝島の名著のうちのひとつ『全国お宝スポット魔境めぐり!』で実際にあるもんだと知って一度行ってみたいと思っていたのです。実は、昨日南下している最中にも、丘の向こうにライトアップしていると思しき観音の頭が見えたのですが、改めて参道を車で登ってみる。丘と言っても結構急な坂で、また高さもあるためしばらく観音は見えない。…と思いきや、最後のカーブを曲がったとたんいきなりどーんと、視界すべてをさえぎり空に向かって聳え立つ観音が。直前まで見えていないせいもあってか、このいきなり登場する56メートルの観音のインパクトは大です。
そして、もっとインパクトがあり、またこの観音を見てみたいと思ったきっかけは、これが個人がポケットマネーで立てたマイ観音だと言うこと。なぜ立てたかなどは、説明を読めばそれなりに高尚な考えもあったようですが、まぁ思いつきでこんなの立てちゃうってのはやはりトンデモだよな。雨が降っていて且つ風が強かったので、脇の辺りで外に出られるという胎内めぐりはできなかったんですが(っていうか受付の人がいなかった。本当は風が吹いている時の方が、ゆれて面白いという話も聞いていたんですけど)、かなりの迫力に満足なのでした。