帯広ぶた丼

出先での仕事だったので、そこから数駅で行ける前から目をつけていた店に立ち寄り。帯広の豚丼は、北海道の知り合いから豚丼のタレをもらって、豚肉と一緒に焼くだけなんで家で作って見たところ、吉野家松屋のそれとはまた違う。これは、1度本場で食べてみたいものだと思っていたのですが、かといって北海道に行く予定も無く、てな感じでしょぼーんと捌く段階で落とした豚の頭を転がしたりして(ウソ。そんなワイルドな作り方してません)憂いでいた時に見つけたのがこの店でした。
で、出てきたのはかなりシンプルな炭火焼の豚が乗った丼。乗っかってるのはピーマンだけというシンプルなものでしたが、それこそ本場のは豚以外は何も乗らないと聞いた事あったので。一緒に頼んだ味噌汁もやたらでかかったし、本格的な豚丼が食えて(←だから、何が本格的かわかってないでしょ!)非常に満足でした。
ただひとつ残念だったのは、私が食べてる途中に入ってきた客。どれだけ常連なのか知らないけど、入ってくるなり注文と同時に肉の焼き方からやれタレは片側だけにつけて焼けだの、裏面はあまり焼くなだの、サラダにも同じタレをかけろだの事細かに指示したかと思いきや、席についてから急にどこかに電話。しかも、会社かお店へのクレームの電話を店中に聞こえる声ではじめ、それが延々と文句言いつづけてるモノだから、あれだけうるさく注文した肉は出来あがってきてどんどん冷めていく。あげくに、電話をおいて一口食べて“冷めてるな”じゃないっての。アイツのおかげで美味しさ半減でしたね。いや、私が知らないだけで、それが本場での食べ方なのかもしれないですけどね。だとしたら帯広のみなさんごめんなさい。