ナゴヤドーム 中日×巨人22回戦
え〜、そんなわけで私はいま、興奮冷めやまぬままドーム帰りに名古屋の漫画喫茶から更新しています。ま、今年優勝できるかとかその辺は置いといて、とりあえず個人的に昨年、M1で迎えた優勝が決まるかという神宮の試合で負け、日本シリーズは前代未聞の西武ドーム中止によりチケットをフイにし*1、さらには今年GWのハマスタ観戦はクルーンに敗れるという有様で、この厄だけでも今年中に祓っとかんとということで、わざわざ名古屋くんだりまでやって来たのです(ウソです。出張に託けて1日前乗りしました)。
で、ここでもドラゴンズの話をいろいろ書いたり、『深夜の馬鹿力』でもドラゴンズネタのFAX読まれたりしてたくせにですね、恥ずかしながら私、ナゴド初観戦です。いや、仕事で年3〜4回名古屋には来るんですが、なんか遠征の日だったりシーズンオフだったりでタイミングが合わなくて、今回ようやくですよ(そうなるように日程を仕組んだという話もあるが)。すげー昔、シーズンオフにグッズだけ買いに来たときの記憶があったんで、大曽根から歩くつもりで駅を降りたらなんかモノレールできてたぞ。なんだ、ありゃ。乗らなかったけど…(だって、時間はギリギリ間に合う計算だったし、それにこの時期“リニモ乗ってきた”っていうんならまだしも、“ゆとりーとライン乗った”って関東帰って自慢してもだれもしらねぇもん)。
てな感じで、ジャスト6時に到着して試合に突入*2。席はギリギリで取ったので外野のライト側は一切とれず(5階席はあったけど、遠くて見えないっていう評判なんで)、内野B指定で。とはいっても、席についてみるとライト線の延長線上に座る感じで内野?って感じ。まっすぐ前を見るとライトポール。ちょっと首を左に傾げないとマウンドの山井が隠れてしまう状況なんですが、ま、見えないよりはマシかなと(ある程度覚悟はしてたんで)。
というわけでようやく試合。山井の先発はある程度予想はしていたのだが、予想していたより立ち上がりは悪かったと思う。ストライクとボールがはっきりしてた。なんか嫌な予感が。また厄払いできないのか。そんな悪い予感でドキドキで見ていたのですが、ところが相手さんがですね、ヒットは出るものの点がまったく取れない。徐々に“これは、点さえ取れれば勝てるぞ”という気になって来ました(味噌カツ丼を食いながら)。
そんな中、ドラゴンズ側もちょっと上原を打ちあぐねていたんですが、これまで初球は常にストライクをとって来てたのが、6回に入ってボールが先行しだした。“お、これは”と思ったところで孝介くんがやってくれましたよ。もうですね、私の席がホームランが飛び込んだところからそんなに離れていなかったってことや、滞空時間が長かったこともありますが、もう天井をバックに飛んでくる球がこっちに徐々に近づいてくるのがスローモーションで感じる感覚。ぞくぞくするホームランでした。
もう、後は押せ押せですね。8回にチャンスがあったものの“タイロンのホームランも見たいけど、3点差に抑えといて岩瀬が見たいなぁ”くらいの心の余裕。希望通り岩瀬の危なげない抑えっぷりも見ることができて非常に満足な今年最後(おそらく)の観戦でした。
帰り道、大曽根の駅までの道を人が行くほうについて歩いていくと(行きと違う道で帰ったんで)、前を歩く小学生2人。孝介のレプリカユニを着てなぜか猫耳をつけた女の子なんですけど、ドラゴンズの全員の応援歌すべて歌える上に、さらに燃えよドラゴンズを今日の打順で熱唱。その上“♪6番森野が…、あ、いや森野はあかんな”などと評論まで入る始末。プレ名古屋嬢おそるべし、と思いながら“どっかできしめんでも食えないかなぁ”とフラフラ名古屋の街に消える私でした。
《追記》
ちなみに、いつも関東でビジター観戦をしているものとしてひとつだけひっかかったのは、ラッキー7攻撃前の『燃えよドラゴンズ』。あれを、CDのままで球場内にながされちゃうとどうも調子狂うんだよなぁ。やはり、あそこは気持ちを鼓舞するためにも、応援団の早いピッチで絶唱したいところ。
俺内ランキング(2005.9.25現在)