セブ
というわけで今回の夏休み、向かった先はフィリピンのセブ島。かなり昔に飛行機が落ちかけて不時着(?)した事はあったのですが(本サイトの方のコラム参照)、ちゃんと入国するのははじめてです。フィリピンというと別に食べ物が美味しいわけではないし、一部の男性諸君にとっては前後左右に女をはべらしてガッハガッハしにいくための所だったりもするのでしょうが、基本的に何されるかわからないために風俗とかにも行けないヘタレですから、そーいうことはしません。となると何が目的かというと、以前何かのCMで“プー”とかいう猛獣が言っていた発言で“何もしないをしているんだよ”という名言があったのですが、まさにそれ。何もしないをしに行く旅です(とは言いつつ、結構予定を入れてしまってたりするんですが…)。
日も沈み暗くなってから空港に到着。なんにも無い中に青いネオンでボヤっと空港名が浮かんでいる様は、まるでアメリカ映画とかで砂漠の真中にある寂れたドライブインみたい。着いた先はセブ島の隣にあり、セブ島とは2本の橋で繋がっているマクタン島にある空港です。実は泊まるホテルもマクタン島の方だったりします。基本的に街があるのはセブ島の方で、マクタンはむちゃくちゃ田舎の島なのですが、一部リゾートエリアだけは近代的なホテルが建っていたりします。当初、夏休みは沖縄行きも考えていたため*1、それに比べると雨季でもあるセブはとってもリーズナブルなんですが、その分をケチるのではなくホテルのグレードに積んだため、マクタンのちょっと良いホテルなのです。いぇい!。とは言っても、根は貧乏人なんでホテル内のビールとかは高くてちょっと手が出せないので、送迎の現地ガイドさんに言ってコンビニによってもらいビール等を買い込んでホテルへ*2。夕飯は早めの機内食で済ませてあるため、今日はサンミゲルビールを飲んで就寝なのです(フィリピンでお酒と言うとこのサンミゲルビールくらい)。
ちなみに、このマクタン島は島全体でラプラプ市という市なのですが、このラプラプというのはかつてのマクタン島の酋長の名前で、セブに進出してきたマゼランを殺した人でもあるんですね。マゼランって歴史の教科書とかで知ってはいたけど、ここで死んでいたとは知らなんだ。とは言いつつも、私的には“ラプラプ”と聴くと思い出すのは、10年以上前にフジテレビの深夜でやっていたドラマ『おはようラプラプ島』なんですが*3。主演の沢弥かなが好きだったんで見ていたのですが(要は、当時好きだった宍戸留美系の顔をしていた)、ちょいシュールな内容ながら、南の島ののんびりした雰囲気の中でストーリーが進むドラマでした。そうか!ラプラプ島ってココだったんだ。
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