てつ100%『TOKYO TACO BLUES』

昨日は下北に出かけていたため、『日曜日の秘密基地』を1日遅れで聴いております。今回は『おバ歌謡発掘大作戦!』と言う事で、各社のプロモーターが倉庫から選りすぐりのオバ歌謡を持ち寄っています。ま、この辺って“何を面白がるか”ってとこで、普通に良い曲を持ってくるよりセンスが出ちゃうトコですけどね。
そんな中、ソニーのプロモーターさんが持ってきたのがてつ100%の『TOKYO TACO BLUES』。売れなかったって言ってたけど、これって出た当時は話題にはなって、ラジオ各局で横断的にヘビーローテーションされていた記憶なんですけどね。私自身は買わなかったですけど、友達にレコード(CDではない)買わせたりはしましたし。てつ100%の曲は『マンガ姫』とかも当時はヤバかったけど、オタクが市民権を得た今だったら受け入れる土壌がありそうだし、むしろオバ歌謡とは別ベクトルな気がしてるんですけどね。ソニーさんはこの期に乗じて清水ミチコさんの最新名曲『この凄い血筋いっぱい』のプロモーションしてたりとか、ちょっとちがったなぁ(愛川欽也『死ね死ねブルース』は別格だけどね。ただ、あれも評価すべきは“死ね”を連呼してるところよりは“しねぃゃ!”って言い方だと思う)。
ちなみに、当時のラジオ好きだったら知ってたよってとこでは、伊集院さんの記憶から出してきたドクター南雲とシルバーヘッドホーンの『ソウル若三杉』も、デーモン小暮オールナイトニッポンリスナーだったら閣下おすすめの“相撲関連ミュージック”としてよく聴いてたからね(あと伊集院さん、『ランバダ音頭』のプレゼンを初耳くらいに普通に聴いてたけど、あなたOh!デカでかけてたでしょ)。
んな中で、私が一番魅かれたのはアル・ヤンコビックの『ジュラシック・パーク ジャパニーズ・バージョン』ですね。『マッカーサー・パーク』のパロディ曲なんですけど、アル・ヤンコビックって事は当然狙って作ってるわけだし、それの日本語バージョンを作るって事はこういうオバ歌謡的な取り上げられ方するのはわかってるはずなのに、それだけハードルが高い中であれだけ可笑しな曲になるのはすごい。伊集院さんとツッコミ所同じになっちゃうけど、“ジュラシック・パークは暗くなると怖い”ってフレーズだけでもう完敗です。
ちなみに、伊集院さんがアル・ヤンコビックの話をする度に、Oh!デカ『Let's遺言状』コーナーでの虚弱王福田DXさんの名作ネタ、マイケル・ジャクソンの遺言状“アル・ヤンコビックは末代まで祟る”を思い出してしまう、元ハガキ職人な私。


俺内ランキング(2005.8.22現在)

  1. ジュラシック・パーク ジャパニーズ・バージョン』:アル・ヤンコビックヤンコビック・パーク』より(懐かし音楽)
  2. 『トーキョーあたり』:劇団健康(舞台)
  3. 『海老名のうた〜ゴイゴイに捧ぐ〜』:白井ヴィンセント(音楽)
  4. ジュラシック・パークは暗くなると怖い』:アル・ヤンコビックジュラシック・パーク ジャパニーズ・バージョン』の歌詞より(名言)
  5. 『TOKYO TACO BLUES』:てつ100%(懐かし音楽)
  6. プレコールはおかしな薬じゃないでしょ。プレコールのCMがおかしなだけで』:『トーキョーあたり』での犬山イヌコ(名言)
  7. 高原だより 洋なしピューレブレンド(飲料)
  8. 『兄が突然漫才師になってすみませんでした』:『ウンナンタイム』より、内村妹が親戚一同の前で言ったとされる発言(名言)
  9. 『ソウル若三杉』:ドクター南雲とシルバーヘッドホーン(懐かし音楽)
  10. 相武紗季(芸能人)

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