セミ

昨日の日中、何気なく見ていた(と言うよりテレビがついていた)番組で『所さんも目が点々?!』という『目がテン』の特番の、夏休みの宿題対策で実験したりする番組をやっていたんです。ま、その番組も、子供の宿題対策なのに“まずドラム缶を用意します”からはじまって“専門家の人と一緒にやりましょう”で締めると言う実験があったりというツッコミ所も満載なのですが、その中で“都心でセミを採ろう”という企画があったんです。
日本の代表的な5種類、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシが都心でもとる事が出来ると言う事で、捕まえられるポイントの見つけ方や、鳴き声での聞き分け方などを紹介していたんですね。で、別にそれを熱心に見ていたわけではなく、へ〜そうなんだぁとか、あら土から出てくる幼虫も見つけられるんだ、ってな感じで流して見ていたつもりだったんです。
ところがそれを見て以降、外に出ると、なんか鳴いているセミが声によって自然と識別できてしまって、すげ〜面白い。これまでは、ただうるさいだけの印象だったんだけど、大半を占めるアブラゼミの声の中に右後方からだけツクツクホウシが聞こえて来てる…って事はさてはこの木だな!みたいな感じ。小学生の時、アブラゼミばっかり100匹くらい獲って、全部標本にしてクラスの後ろの壁一面に飾る、という嫌がらせの様な自由研究を友達数人と出した事あったけど、それ以来で、なんか街中でセミを探してる今日この頃です*1。ちなみに、番組内では難易度が高いと言われていたヒグラシのいる木も、うちの近所の公園沿いで見つけました。

*1:獲ってはいないですよ。もういい歳ですから。念のため