『ABUロボコン代表選考会2005』

大学ロボコンのアジア・太平洋大会への代表選考会が放送されました。大学ロボコン高専のに比べてなんか小賢しい感じがする(イメージか?)のに加え、さらに今回はルールというかゲームの目的が多すぎて(参考→公式サイト)、あっちゃこっちゃでいろんなロボットが動いているので、どう見ていいのかわからなくって大変だったんですけども。とりあえず、電通大とか農工大とか東工大とかが出てくるたびに、頭の中で木村カエラの“ダ〜イ!”が流れつつ見ておりました。
そんな中、愛知工科大学のロボットは5本のトーチを一気に狙う自動ロボットとかがり火をねらうドラゴン型の手動ロボットで、上手く行けば大量得点&Vファイヤー(だったっけ?)も望めると言う攻撃型&魅せる作りになっていて、おまけに手動ロボットが見た目を重視したためにボールを1個ずつしか持てないというオチもついていてかなり良かったんですけどね。準優勝と言うのは残念だった。
やはりエンジニアになる人ばかりだから確実性を考えちゃうのかもしれないけど、見てる文系人間からしてみりゃゲーム性があった方が楽しいわけで、そういう事からまず完璧に防御した上で最少得点で勝つようなロボットってあまり好きじゃないんですね。で、優勝した東大のロボットは得点力はあるんですけど、最初にメイントーチを完全に防御しに行って相手の得点を阻んでから試合をはじめるってのがどうも好きじゃないです。もうちょっと遊び心のあるロボットが代表になって欲しかったなぁ(ちなみに、東大のリーダーが自身満々に早口でしゃべる様が気もち悪いなぁって思ってたら、インタビューしてる眞鍋かをりの腰も退けていたのには笑った)。
得点力と言う意味では、金沢工業大学のロボットも面白かったけどね。自殺点15点を含めた36得点で21対20の1点差勝ちってどんな勝ち方だよって感じ。いい味出してました。で、今回の優勝チームがアジア・太平洋大会に出場して、今年の大会は北京で行われるはずなんですが、なぜか公式サイトのルールブックでは“ソウル大会に出場”と誤記されています*1。東大クン、間違って行かないようにね。

*1:おそらく去年のルールブックをコピペして作った際の亡霊と思われる