『Jam Films S』
なんか、レンタル店でジャケットを観ていてちょっと気になって借りてしまいました。という思いつきなので、（存在は知っていましたが）前作や前々作は観ていません。ま、企画のつながりであって、ストーリーがつながっているわけではないので問題ないんですけどね。映像界の各方面で活躍している監督たちのショートフィルムを集めた企画の最新版です（ちなみに、この映画のファーストシーンも納豆を混ぜてる映像なんですが、これも本当に偶然）。
基本的に10〜20分の話なので、ストーリーがあるというよりは、その世界観で見せる話が多いのですが、その中で唯一ストーリーで見せるのが『すべり台』です（あ、最後の『スーツ −suit−』もストーリーあったけど…。あれは、敢えてアニメ的な展開にはせず、ロボットにはしないっていうオチの方が良かったよね）。
で、この話なんですが、とにかく石原さとみがエロい！。いや、決して脱ぎがあるわけではないですし、直接的なエロシーンがあるわけじゃ全然ないんですけどね。むしろほかのストーリーでは珍な映像の合い間合い間に綾瀬はるかの胸の谷間を挟んで行くだけの話だったり、小西真奈美のバスタオル姿があったりという反直接的（？）な刺激もあったりするんですが、そういう映像無しでキちゃってますよ。
前にも書いたように、私的には石原さとみって別に好みでもなんでもないんだけど、2度目だなぁ負けたの。なんか、くやしいなぁ。それくらい、甘酸っぱいストーリーと彼女のセリフが、中2レベルくらいのD.T.心をズバズバ刺激してくる話です。もう、モヤモヤしまくりです。
ちなみに、話は石原さとみと同級生の男とで進行し、そこになぜかもう一人、山崎まさよしがいるんですけど（この役だけは前々作からの繋がりがあるキャラみたいね）、なんかいらないんじゃないの？この人、って感じなんですが、ただやはりショートストーリーなだけに最後にあっさりオチをつく感じになるわけで、そこで観てる側の意見を代弁してくれてます。そのためだけのキャラ。
この話、石原さとみが小6役をやるという事だけで、軽い気持ちで手を出してしまう人もいるかもしれませんが、甘く見てると痛い目見るぞぉ！モヤモヤだぞぉ！！
俺内ランキング（2005.7.10現在）
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