縄文VS弥生

顔は本文中のリンク先から公式サイトで

国立科学博物館で行われる『縄文VS弥生』という特別展の広告を地下鉄の駅で見かける。これまでの歴史解釈とは違った切り口で両時代を比較した展示会のようなのですが、その広告の写真が縄文と弥生の時代の服装をまとったモデル系の女性二人が、いわゆるファッション雑誌の表紙とかにありがちな気だるそ〜ぅな顔して立っているんですね。わかりやすく言うと、同性には素敵っなタイプなのかもしれないけど、男からするとどこをどう誉めていいのかわからない顔ね(主催の読売新聞のサイトでも見れます)。*1
なんなんでしょう、これは。敢えて現代風の女性に着せてモデル立ちさせる事で、縄文&弥生を新しい切り口で見てますよっというアピールなんでしょうか。しかも“VS”ですからね。闘うのか?縄文と弥生が。この2人がお互いの時代を罵倒しあって進行する舞台とかだったら面白いかもしれないけど。
縄「なに?アンタ、その格好。今年から元号が弥生に変わったからって、服装までコロっと変えてんじゃないわよ。ダッさい」
弥「アンタこそ、なに今時そんなチャラチャラしたもんつけた服着てんの?恥ずかしくない?ひょっとして、いまだに土器に縄模様とかつけてんじゃないの?バッカみたい」
縄「あんなツルっとした土器なんか使えないわよ。流行りもんだからってすぐ飛びついて。米ばっか食ってんじゃないわよ」
弥「食った事も無いくせに何言ってんの?日本人ならお茶漬けやろが。だいたい、あんたたち貝食った後の貝殻、勝手に貝塚とか作って捨てないでよ。不法投機でしょ。もっと環境考えなさいよ」
縄「うるさいわねー。ちゃんと考えてるわよ。あんた等みたいに、村単位で指導者がいないと何も出来ないような自主性の無い人間じゃないの!」
みたいな感じのね。

*1:コンパとかで“絶対かわいい子連れていくから”って言われて期待していると、大抵来るのはこういうのかaikoみたいので、ちょっと困っちゃったりするんですよね(たまに女性でココ見てくれてる方いますけど、今日は完全無視で。すみません)