『THE RING』

別に見る気はなかったんですけど、テレビをつけたらちょうど最初のビデオを見るところだったんで、とある作業をしながら何の気無しにつけていた。そもそも、原作の『リング』ではビデオの各シーンに複雑に絡み合った意味があり、それを解析していく所が好きだったんで、その辺を全く無視した映画版の『リング』は好きじゃなかったし(浅川が女って!?)、それをリメイクした映画だからたいした期待はしていなかったんですけどね(ビデオのシーンには一応意味がありましたけど、そう言うことじゃないんだなぁ)。
そういえば、番組終了後の予告で見たんだけど『THE RING2』ってのもあるみたいね。やはりストーリーとしては→『らせん』→『ループ』と続くべきだと思うので、『らせん』のパラレルワールドとして作られた『リング2』は深田恭子のぞんざいな扱い以外は納得行っていないんですが*1、あれのリメイクなんでしょうか。それとも、全くのオリジナル?。ま、劇場で見る気は毛頭無いんですけどね。ただ予告の映像であった、テレビから出てくるサマラをがっしり受けとめるシーンだけはかなりウケましたけどね。
ちなみに私、映画版を貶してばかりみたいな感じですが、映像化がダメだって言ってるわけではなくてね。日本の映画版『リング』が作られる前に、テレビのスペシャルドラマで放送された『リング 完全版』ってのがあったんですが、これは結構原作に忠実に作ろうとしている感じでわりと良かったんですけどね。少なくとも、浅川と竜司のキャラ(高橋克典原田芳雄)はイメージに近かったという印象。

*1:あれって脚本を公募したんだけど、該当作無しだったんだよねぇ。結局誰が作ったんだ?実は、かなり真剣に応募しようかと思っていたんですが、書いていくうちに当時の時代背景から考えてありきたりなオチになってしまったので断念した私です…。