『AERA増刊 GO!GO!コンビニライフ』

AERAの増刊で雑誌コーナーに並んでいた、コンビニ情報や文化をまとめた1冊。コンビニ邪道おにぎりをこよなく愛するとココでも自認している私としてはおにぎりのコーナーをチェック。おにぎりについては鳥越俊太郎が語っている。例えコンビニが見つかっても、目当てのおにぎりがあるコンビニでなければ何軒でも車を走らせる、という話は共感。私も、いまの近所にはセブンイレブンはないんだけど“照焼ソーセージおむすび が食べたい”って思っちゃったら、車で5分のコンビニまで行きますから。ただ、そこでこだわってるのが、ごはんの品質みたいなんだよなぁ。そこは気があわないなぁ。今でこそ保存料とかほとんど入ってないらしい(と、この本でも紹介されている)けど、コンビニで気軽に食べるモノなんだから“質”を求めちゃいけないんだって。やっぱコンビニおにぎりの魅力は“それをおにぎりにするか!”っていうバカっぽさだと思うんだけど(余談ですが、一昨日くらいまで山形のサンクス限定で販売していたっていう蛸わさちりめんおむすびは一回食べてみたかったなぁ。さすがにそれだけで山形まで食べにいくってほどではないですが)。
で、この本、コンビニでしか売ってないのかな。本屋では見ない気がするんですけど。要は1冊使ってのコンビニのパブリシティ本ですよね。コンビニの商品と一緒に並べて、購買効果を煽るものって感じだし。だから、基本的にはコンビニを肯定する内容になってるんですけど。その中でMANAMIとかいう女性芸人が『30日間コンビニ食、本当に生きていけるか』って企画をやっているんですね。まぁ、落とし所としては“マックでそれをやった映画『スーパーサイズ・ミー』では体を壊したみたいだけど、コンビニならメニューも種類があるし、全然平気!”みたいな展開にするのかな、って思ってたんですけど。ところが、11日くらいで既に見るのも嫌になり、最後にはコンビニ弁当は“しょっぱい”とか“量が多い”とかのプチ罵倒を重ねた上で、バイト先のラーメンが美味いなんて事をのたまったりして。いいのか、この企画この本に載せて。
で、この本の1番の見所なんですが。舞の海がカウンターフーズのコーナーを担当してるんですけど、コンビニにはお約束程度に数行触れただけで、あとは自分の故郷の肉屋のからあげがいかに美味かったかって話を延々としている感じ。そして、その横に大きく掲載されている、舞の海が宙を眺めてたそがれながら、手掴みでコロッケを食べている写真。これはかなりイッちゃってます。必見。


俺内ランキング(2005.6.1現在)

  1. スクランブル』:若竹七海(書籍)
  2. メンチカツおにぎり:ローソン(食品)
  3. 秘境駅 〜中部・東海編〜』(DVD)
  4. 『エキス禁 プレイ禁 そして主に年寄りを騙すリフォーム詐欺の禁止』:『深夜の馬鹿力』のコーナー『平成ハレンチ学園』の校風(名言)
  5. AERA増刊 GO!GO!コンビニライフ』(書籍)
  6. 東京工業大学のうた』:増田ジゴロウ(音楽)
  7. オーケンの散歩マン旅マン』:大槻ケンヂ(書籍)
  8. 貴乃花親方の髪形(おばちゃん)
  9. 玉子ごはんおむすび:サンクス(食品)
  10. デーモン閣下と二子山親方とのエピソード:LF『ニッポン全国ラジベガス』にて(名トーク

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