『トゥルー・コーリング』

なんか、レンタルビデオとかでたまにプロモーション用の無料レンタルとかあるじゃないですか。あれだけ借りるってのも別にアリなんでしょうけど、なんかそれ出来ない人で。『24 -TWENTY FOUR-の舞台裏』DVDも見つけた時から借りようかと思ってたんだけど、結局『学問のススメ』とのセットで借りてきました。まんまと店側の戦略にハマってる奴ですね。くやしいけれど(ちなみに、マックの100円メニューもそれだけでは頼めなくて2品以上にしてしまう人)。
『24』の舞台裏の方は、2ndと3rdの撮影裏話が収録されているのですが、なんか本編観てからしばらくたってるので“こんなシーンもあったなぁ”くらいの感じ。で、出してる側もホントはこっちがメインなんだろうってのが、おまけで入ってる『トゥルー・コーリング』の第1話ですね。アメリカのドラマってだけで『24』ファンを無理からに取り込もうとしているな。ただ、店の戦略に簡単に屈服してしまう私ですので、案の定乗ってしまうのです。いや『ニッポン全国ラジベガス』でこれとタイアップしたコーナーがあって、その紹介でちょっと興味は持っていたんで、ホントは私もこっちメインで借りてきたんですけどね。
んで、改めて『トゥルー・コーリング』。幼少の頃に母親が目の前で殺された際になにも出来なかった後悔からか、死者の声を聞き“Help me”と言われるとその日の朝に戻ってしまう能力を持ったトゥルーが、不慮の死を遂げた人を助けると言う話。うわっ、また“同じ1日を繰り返し生きる”系の話だ。ま、そういうわけなんで『ラン・ローラ・ラン』好きな私が興味を持つわけですね。そういえば、トゥルーは陸上経験があるという設定らしく、死者を助ける為にやたらと走りまわる。その走り方と言うか撮り方と言うかがローラが走ってるシーンを彷彿とさせる感じ。また、トゥルーが朝に戻ると、ベッドサイドの目覚まし時計から改めての1日が始まるのは『恋はデジャ・ブ』と同じ展開。こうした、同じ1日を繰り返す作品へのオマージュをちりばめておく事で、トゥルーの能力の説明もしている…っての、そこまで考えてやっては無いかもしれませんが、なんかそんな気もする第1話ですね。