『やっぱり猫が好き2005』
お、2年ぶりの新作だ。なんか、不意にDVD発売を伴って放送するシリーズになっているようですね。元々は17年前に深夜ではじまったテレビシリーズで、私はさすがに幻の第1回（室井滋さんがまだ出ていなかった回）は見ていないのですが、3回目くらいに偶然観てハマってしまい*1、ゴールデン進出以降のも含めていまだに7割くらいビデオが残ってますね。
こういうタイプのシチュエーションコメディーって、アメリカのドラマだと『ファミリータイズ』とか『フルハウス』とかで知ってたけど（ん？『フルハウス』は猫より後か？）、日本のテレビではかなり新鮮だったのを覚えてます。部屋の1セットの中だけでのドラマ展開だったり、3人以外に出演者がいない事だったりね。『NY者』との連動企画でニューヨークで収録された時もセットの中だけだったしね。日本で撮っても一緒じゃん、って感じで（この設定を崩したのはテレビでは、特番のX'masスペシャルと行け年来い年と殺人事件だけだったとの記憶）。
で、話の展開として結構2人が暴走して1人が抑える役に回るってパターンになる事が多かったのですが、今回の2005版はこの抑える役がレイ子ってのがちょっと新鮮でしたね。ま、アパホテルのネタ振られた時はあっさりボケ役に回ってましたけどね。しっかし、3人も（特にもたいさんは）それなりに歳を重ねてるはずなのに、フツーに深夜にやってた時の続きみたいに観れてしまうのはさすがのコンビネーション。相変わらずのアドリブも冴えてたし。で、それに対して残りの2人（特に小林さん）が素で笑っちゃってるのも当時のまんまで良いです（レイ子の本番まで見せなかったメイクにはもたいさん大爆笑だったしね）。これなら、2007も2009もこのまま行けそうですね。
ちなみに、個人的には猫の後番組としてやっていた『子供ほしいね』の新作も観たいのですが、フジテレビさんどうでしょう？
