『スウィングガールズ』プレミアム・エディション
さて、この『俺内ランキング』が始まったのが、単に私が“『スウィングガールズ』が好きだ”ってどこかで言いたいからだったってのを覚えてる人は皆無でしょうが、満を持して『スウィングガールズ』DVD購入。もちろん完全予約限定生産のプレミアム・エディションです。うん、スウィングに出会ったのが、こういう大人みたいな買い方が出来る歳になってからでよかった。いやだって、CSで放送されたサイドストーリーを観ようと思ったら2枚組にしなきゃいけないし、で、プレミアムで3枚目もつければ、キャンペーン映像も入るってなれば必然的に3枚組で買うことになってしまいまして…。
本当は、タワレコは昨日入荷だったらしいんですが、なにぶんこの時期は人事異動を控えて、やれ送別会やらなんやらが毎日のようにあって、結局閉店時間に間に合わず。今日も11時の閉店ギリギリで渋谷タワレコ4階に駆け込んでゲットしてきました。で、まだ未見のサイドストーリーも観たいところなんですが、それは明日以降に少しずつ観て行くとして、今日は本編を再びとおしで。
うん、やはり何度観ても良い。もちろん、最後の演奏もそうなんだけど、そこに辿りつくまで。みんなのスウィング熱がだんだん高まっていくいくつかのターニングポイント。「球場の応援での演奏が出来なくなってみんなで一斉に泣き出す場面」「友子のサックスが川の向こうの拓雄のピアノとシンクロする場面」「関口が信号の『故郷の空』もジャズになると気付く場面」「スーパーの演奏を見てみんなが再集合する場面」「電車のなかでいつのまにか演奏がはじまる場面」なんかは熱く来るものがありますね。世界に入りこめます。
で、逆に劇場で観てないことで改めて気付くこともいくつか。野球場のヤジの中で“スイングしなけりゃ意味ねぇベ!”っていう、以降の展開の伏線になるセリフがあるのには気付いてなかったです。あと、公開時はギャグのテンポで観てっちゃったんで考えた事無かったんだけど、関口ってよく考えたら肺活量も一番あったし、ちゃんと音が出たのも最初だったし、本当は、元々そこそこの実力があったんじゃ?って感じ。登場時の“楽器出来る?”に対して縦笛を見せるシーンも、実は“授業でならう縦笛しか出来ないっ”てことじゃなくって、“私はプロのタテブエストなのよ”って意味だったり。関口のサイドストーリーはそんな過去が…なわけないですね。ま、そっちは、明日以降観たらまた感想を。
俺内ランキング(2005.3.25現在)