『王様のレストラン』

22日分で『王様のレストラン』を巡る話を書いたら、なんかまた観たくなっちゃったんで借りてきちゃいました。実は、体調崩して会社休んじゃったってのもあるし。ちなみに、レンタル店行ったらやっぱり1〜3巻が借りられてた。今『王様のレストラン』に何があるんだ!?
で、仕方ないんで、ラスト3話を収録の4巻を借りてきたんだけど、いやぁ何度も観てるのに、いいですね。ずばらしい!(そしてみると千石さんがうつってしまう…)このドラマでは数々の奇跡が店を救っていくのだが、それは決して偶然起こった奇跡というわけではなく、この奇跡的に集まったメンバーだからこそ起こり得た必然だった事が、この3話だけ観てもよくわかる。
王様のレストラン』の経営術を研究した本とかもあるようで、それはそれでちょっと読んでみたい気もするんだけど(絶版らしい)、このレストランがこのメンバーで結束しているのは、オーナーの禄郎さんの人をまとめていく力だけでもなく、千石さんの伝説のギャルソンとしての力だけでも、しずかさんのカリスマ的な料理の腕だけでもない。他のメンバーもそれぞれに個性があり、そしてそれをお互いが認め合ってる事が店を支えているのである。しずかを巡るライバルである畠山でさえも稲毛が落ちこめば励ましてやるように、皆が皆を支えている。しずかや大庭さんもぱっと見クールでそういう事には干渉しないって感じだけど、範朝さんが店を辞めなくて良いと禄郎さんが判断した時、認めていいものか悩んでいる重苦しい雰囲気を“歌の練習に戻ろう”と言ってまっさきに認めたのはこの2人。そして最終回。店に戻る判断が出来ない千石さんには皆で声をかける(ちなみに、この時も第一声は大庭さん)。しずかさんのセリフである“一流のレストランっていうのは、働いている人が一流ってのもあるんじゃない?”がそのままという、魅力的なレストランのドラマです、うん。
さて、1〜3巻が戻ってるか見に行くか。っていうか、実家に帰ればビデオダビングしたのあるんだけどね。こんなに何回も借りるんだったら、DVD-BOX買えよって話もあるけど、ま、それはまた別のお話。


俺内ランキング(2005.2.25現在)

  1. 王様のレストラン』:CX(懐かしテレビ)
  2. 『日の出マーチ』:ASA-CHANG&巡礼『みんなのジュンレイ』より(音楽)
  3. 『珍寺大道場』:小嶋独観(書籍)
  4. 『FLYOVER』:ASIAN DUB FOUNDATION『TANK』より(音楽)
  5. フルーチェのCMの上野樹里(芸能人)
  6. 『三島の歌』〜『続・三島のうた』:増田ジゴロウ(音楽)
  7. 味噌かつ煮定食:めしや丼(食品)
  8. チーズマッシュルームバーガー:ウェンディーズ(食品)
  9. 犯人に告ぐ』:雫井脩介(書籍)
  10. 『銀河』:フジファブリック(音楽)

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