ASA-CHANG&巡礼『日の出マーチ』
四つ 夜のまち
酔ってて車にはねられた
傷舐めながらも乾杯
心配は キミの事よりボクの事
タワレコに寄ってみたら、元スカパラのASA-CHANGが結成したASA-CHANG&巡礼の4thアルバムが出とりました。お店の推薦文に“言葉の解体”と書いてあるとおり、サンプリングした言葉も文字単位にまで切り刻んで音楽として使ってる曲の数々が、もうことごとく楽しい不思議の世界。なんか頭の中に浮かぶ光景は“ダリと漫☆画太郎が共同で描いた下町の風景”ってな感じ?(俺主観のイメージね。歌詞とは一切関係ありません)わっかんないでしょ?1曲目の『Palor』の出だしからいきなりそんな世界に落とされます。
で、なんと言っても、このピエール瀧さんが作詞した『日の出マーチ』ですね。この曲に関しては、もう瀧さんの詞の時点で言葉が電波的に解体されちゃってますから。上に引用したみたいな詞が一つから十まで淡々と続いたと思ったら、また一つに戻って繰り返しかい!それでも淡々と…。曲調も含めて、もう今が昭和初期なんだか平成34年なんだかわかんなくなってくるような、そんな曲。1度聴くだけで、強制的に脳内リピートされちゃう、そんな感じです。すばらしか。
俺内ランキング(2005.2.23現在)