『世界の車窓から』タイ・マレーシア・シンガポール編

報道ステーション』を見たままテレビが点いていたりとか、11時代のバラエティが中途半端な時間から始まるため早めに点けててなんとなく見ちゃう番組と言えば『世界の車窓から』なんですが、11月15日の週からやっていたタイ・マレーシア・シンガポール編は、家にいる時は意識して観てました。実は、私が学生時代初めて海外に行ったのがこの辺りで、ルートは今回の番組と逆だったんですが、シンガポールからマレーシアを経由してバンコク、さらにアユタヤの辺りまで鉄道で旅したのです。
初めての海外で日本語しかしゃべれない&金もない男連中で、列車も宿も現地調達という、今考えても無謀な事をよくやったなって気もしますが、シンガポールでなんとか列車の2等座席(だったかな?とにかく一番安い寝台車でない客車)のチケットを取り、現地の人ばかりの固い椅子の車両で、トータルで2日くらい乗ってたんじゃないかな。番組で言うと1月あたまから19日くらいまで放送していた東海岸まわりのルートをタイへと向かったのです(だったら、その頃にランキング上げろよって話もあるんですが、このあたり忙しくてほとんど見れなかったのです。。。)。
とは言っても、番組でウエルカムドリンクとかを飲んでた優雅な1等車とはかなりかけ離れたボロボロの車内で、車両の一番後ろの連結部分に立ち尽くし、エコノミックアニマルこと俺ちゃんのカバンを虎視眈々とねらう、香港映画の海賊みたいな奴の蛇のような視線と戦いながら、いざとなったら一戦交えるつもりくらいの緊張感で乗ってたんですけどね(実際は、私たちが食堂車に立つ時に、空いた席に座ろうと思って目を光らせていたらしい)。
窓の外は“ホントに走ってんのか?”ってくらいどこまで言ってもジャングルと月or太陽しか見えない感じで、んで、今週あたり放送されてた内陸を走ってくる所は実際は乗ってないんだけど、車窓から見えるジャングル風景がなんか懐かしくて観ていたのでした。今日からまた乗った辺りの路線に戻り、明日シンガポールに着いてマレー鉄道編は終わりだそうで。富士通さん。コレDVDにしてくれたら買うぞ、俺(っていうか、土日もやってる番組なのね。今回初めて気付いた)。