『辞書とはひとつの読み物である』
昨日のCX『ジャポニカロゴス』において、辞書で遊ぶコーナー*1を総括してのタモリの言葉です。私が辞書で最初に遊んだのは、CXの深夜の番組『たほいや』をやっていた頃でしょうか。よく、学校で広辞苑を引っ張り出して来て遊んでいたものですが、一歩進んで“読み物”として意識したのは、やはり『新解さんの謎』を読んでからですね。
昨日の番組の中では“新解さん”の第六版を使って“辞書のオモシロ表現”を探していましたが、「れんあい【恋愛】」の表現とかすこしゆるくなってましたね。第四版で衝撃だった“出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら…”とか“まれにかなえられて歓喜する”とかの表現は無くなっているようで、ちょっと残念。
ちなみに、番組内で問題として出していた「辞書で“右”はどのように説明されているか」は、昔、某深夜放送でも話題になったんですけど、辞書による表現をいろいろ比較するとかなりおもしろい例。番組では広辞苑の「南を向いた時西」を紹介していましたが、これ図書館とかで辞書を集めてやると「西を向いた時北」「北を向いた時東」「東を向いた時南」が全てコンプリート出来ます(番組内でヒロミが言ってた「箸を持つほうの手」もある)。そのほか、“馬鹿”をひくと「阿呆に同じ」、“阿呆”をひくと「馬鹿に同じ」と書いてあって永久ループしてしまうものなどもあり、実は辞書で“簡単な単語”をひいて見るのは、かなり楽しい“遊び”だったりします。
俺内ランキング(2005.1.4現在)
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