THE BLUE HEARTS『キスしてほしい』

どこまで行くの 僕達今夜
このままずっと ここに居るのか
はちきれそうだ とび出しそうだ
生きているのが すばらしすぎる
キスして欲しい・・・・
二人が夢に近づくように キスして欲しい

てなわけで、先週末からブルーハーツが俺内ヘビーローテーションです。約10年前の2枚組CD『BEST COLLECTION IN USA』を引っ張り出してきて聴いております。前にも書いたように、私のなかのブルハの基本は『人にやさしく』なんですが、今回、再評価があったのが『キスしてほしい』でした。
リンダリンダ』の中では、この曲はSILVAと馬渕英里何と、あと…、あと…、すまん、もう一人の女優さんの名前失念です(パンフ買っとくべきだった)が、3人の女性によって歌われます。今までは当然ヒロトの声で聴いてるわけだし、自分も男としてこの曲を聴いているので、男の側からの“キスしてほしい”だったんだけど、女性の視点からの“キスしてほしい”だったのが新鮮でした。
立場が変わると“夢に近づくように”や、2番の歌詞の“僕はあなたを守ってあげる”のニュアンスなんかが微妙に違ってくる*1。これは新たな発見。しっかし、こんなにストレート過ぎる歌詞なのに、いまだにかっこいいのはなんだろね?

*1:でも、この微妙な違いとか深く書くと“男女平等!”とか叫ぶ女尊男卑論者が怒ったりするんだろうな…