『チアリーダー忍者』

なんか、タイトルがあまりにもくだらなかったんでレンタルしちゃった*1アメリカ(?)映画なんですけど。ストーリーとしては、淫乱なチアリーダーたちが青少年たち(=パソコンおたくたち)をダメにしていると思った暇な聖職者PTA(?)が、ゲイの男に雇われたカンフー使いの不良女子高生(日本刀やバズーカを所持して授業をうけている)を使ってやっつけようと画策したため、チアリーダーは対抗して忍者の修行をして“チアリーダー忍者”となって迎え撃つ…、みたいな話だと思うんですけど、全編とおして観てもよくわかりません。キャッチコピーには『商店街を守るため』みたいなフレーズも入ってたんですけど、たぶん面白そうだと思って入れちゃったんでしょう。商店街は出てこないしね。
ちなみに、タイトルは原題もそのままみたいなんですが、オープニングでタイトルが出た後、“ボツになったタイトル案”が続けて出てくる、みたいにストーリーに関係無く、面白い(と思った)ギャグ*2をどんどん入れてっちゃう作り方をしているため、ストーリーはあって無いようなモノ。ギャグの方向性が“チアリーダー”と“おたく”と“ギャル系の女子高生”と“ゲイ”と“聖職者”と“インターネット”をバカにしとけばなんとかなるでしょ、って感じ。あとは、とにかく“おっぱい”と“ボカシ”と“ダッチワイフ”と“手淫”を要所々々に入れてどがちゃかにしちゃえばOK!という内容でした。ま、これぞB級映画、といえばそうなのかもしれませんけどね。
あ、あと忍者もバカにしてるのかも。っていうか、実質忍者出てこないし。チアリーダーが忍者道場*3で、怪しい空手着の男に忍者ポジション(?)を習うだけだしね。そういえばこの映画、全編とおして刀の“鞘”が出てきません。忍者やチアリーダーたちは、常に真剣をはだかで持っています。
最後はすさまじい特撮映像もありますし、とりあえず“なんか、おバカなB級映画買ってきたら『えびボクサー』みたいに話題にならないかなぁ”的なナメた映像*4を見たい方は、レンタル半額デーの日にでもどうぞ。


俺内ランキング(2004.12.1現在)

  1. 『MUSIC(morning alarm mix)』:RAMRIDER『MUSIC』より(音楽)
  2. チアリーダー忍者』(映画)
  3. 『闇に消えた怪人〜グリコ・森永事件の真相〜』:一橋文哉(書籍)
  4. 『七色ギャングスター』:月刊プロボーラー『テクーニョ』より(音楽)
  5. 本仮屋ユイカのマツキヨのCM
  6. スウィングガールズ』(映画)
  7. 紺野あさ美(芸能人)
  8. レディ・ジョーカー 上/下』:高村薫(書籍)
  9. たまごオムライスおにぎり:ポプラ(食品)
  10. ドデカミン(飲料)

次点:若槻千夏(芸能人)

*1:半額デーだったんで

*2:たぶんアメリカ人がみてもサムい?

*3:ボクシングジムみたいなところで、子供たちが真剣で斬り合ってるところ

*4:字幕もセリフに追いついてなかったり、適当にセリフを間引いたりしてて、日本側の制作サイドもナメてます