『自殺うさぎの本』『またまた自殺うさぎの本』

なんか、いろんな方法で自殺しようとするうさぎたちを描いた絵本。わかりやすくスパッと死ねそうなのもあれば、そんな中にまわりくどくくだらない自殺があっていい味を出してる。槍投げを投げた後で全力で落下地点まで走って刺さってみたり、重くて押しつぶされそうな本をネットで注文して配達された時に投函されるポストの下で待ってみたり、サラ・コナーを殺しにやってくるターミネーターを「サラ・コナー」ってTシャツを着て待ち受けてみたり。ただ、そんなくだらなさの中に、不意にリアルな残酷さを想像してしまいそうなのが含まれてきてちょっと背筋が寒くなったりも。ひもを切ると両端からやしの木に引っ張られて体が裂ける仕組みとか…。たぶん、これを全部“くだらない”って思える人も、全部“残酷だ”って見てられない人もいると思うけど、多分私くらいの人が一番お得。“くだらねぇ〜”“ばっかで〜”“うわ、怖っ！！”ってな感じの繰り返しでいろんな意味で次のページをめくるのがドキドキ。

俺内ランキング（2006.8.4現在）

『小夏はいつも長い髪を三つ編みにしています。』：小夏のイメージ一言（名言）
『さいたま（市）のうた』：白井ヴィンセントほか（音楽）
『恋するベトナム』（DVD）
ビクター甲子園ポスターの藤井美菜（芸能人）
『自殺うさぎの本』（書籍）
小夏（食品）
チェリオオレンヂ（飲料）
タイロン・ウッズ150m場外本塁打：横浜×中日10回戦（プロ野球）
『またまた自殺うさぎの本』（書籍）
湘南喜彩湯乃市（癒し）

次点：とろろそば富士山盛：味奈登庵都筑佐江戸店（食品）