『千里眼』

本当は、土日の小旅行前に見ておくつもりで借りていたんだけどね。いわずと知れた『催眠』に続く松岡小説原作の映画化作品ですが、私は原作の方は読んでいたものの映画の方は見ていませんでした。もちろん、今回このタイミングで見たのは、東京湾観音がストーリーのキーになっているからなんですけどね。
そういえば、原作読んでたせいで、東京湾観音に行く道はトンネルがあってその先は歩いていかなきゃいけないんだと思ってたんだけど、実際はすぐ手前まで行けたな。映画でもあのシーンは別の場所なのね。あと胎内のシーンもやっぱり実際の観音の中みたい(頭頂部以外)なんだけど、かなり怪しかったな。やっぱ、受付の人探してでも入っとくべきだったか(今考えると、すでに拝観時間が終わっていたのではないかとも思うんだけど)。
映画としては、やはり水野美紀がちゃんとアクションが出来るんでかなり良い感じ出来ていると思うんですけど、『リング』が流行って『催眠』の後だったってこともあり、ホラー的な扱われ方をしてしまったのがちょっと違ったのかな。当時、もっと話題になっててそれこそ続編も映画化されてても良かったんじゃないかって気がしました。その辺は、なんか松岡の脚本が大幅に直されたって話も予算が大量に削られたって話もあったとの記憶なんで、その辺のトラブルも原因かもしれないけどね(『運命の暗示』のラストシーンはちょっと映像で見たい気がするんだけどね。それこそ予算がなきゃ撮れないシーンか…)。


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*1:いや、楽曲の良し悪しよりは、単に『シムソンズ』の影響で星井七瀬株が再上昇してるだけなんで…