『秘密基地マニアックス』

書店にて偶然出会った書籍。実在する秘密基地を詳細透視図にて紹介・・・と言う事ですが、もちろん種子島宇宙センターとかの基地っぽい奴や、天文マニアやオーディオマニアが昂じて自宅を秘密基地化してしまった人の部屋とかも紹介されているのですが、いきなり1ページ目から出て来るのが新宿駅というね。そう、あの複雑な多層構造はまさに秘密基地なのだぁ、と言わんばかりのこの冒頭の展開に掴まれました。詳細の紹介について、別に写真にしてしまっても大丈夫なものも敢えてイラストで描かれているのもなんかいい味出してます。なんか未来っぽく見える。新幹線のホームとかなのに。
あ、もちろんこういう“考え方によっては秘密基地”だけではなく、最後の方に掲載されている松代大本営とかはやはり圧巻なんですけどね。やっぱりああいう地下モノはなんかわくわくする。なんか、秋庭俊の本とか読みたくなってきたかも(もちろんトンデモだと理解した上で…)