『珍世界紀行〜ヨーロッパ編』

立ち読みです。だって、5,800円の本なんてよっぽどじゃなきゃ買えないっての。で、そういう人が多いのか、その書店では帯は切れちゃって1ページ目に挟んであるし、ページはあちこち切れかかっちゃってるし、これじゃあ誰も買わないよぉ。んな感じで開く様になっちゃってたページが、かの有名なフランスの奇なる名所・郵便配達夫の理想郷だったもんで思わず見入ってしまった。
ヨーロッパの狂った珍名所を99箇所紹介している本なんですが、基本的にグロ系が多くてそういうのはパス。ただ、この理想郷や、大量の猫とかの剥製を使ってジオラマ作っちゃってる人とかの鬼気迫る珍名所は恐いくらいバカでいい味出してるんですよね。
あと、前にも書いたんですが、私は壮大な廃墟の写真とかに魅せられちゃう人なんで、ドイツのフェルクリンゲン製鉄所とプローラは圧巻でした。フェルクリンゲンみたいなパイプとかがいっぱい張り巡らされている工場の廃墟は、逆に未来を感じてしまうんですよねぇ。そういえば、日本でも似たような光景に出会ってうっとりした事があったなぁ。どこだったっけか。(俺内思い出から検索)あ、そうだ。糸魚川ICから眺めた某巨大なセメント工場の廃墟だ。って思って、ホントに検索してみたら・・・。まだ廃墟じゃありませんでしたぁ(まだっていうな!まだって)。失礼しましたぁ。