『東京ワンダーホテル』

今年の春から季節ごとにやっていたドラマが、昨日一応4回の放送を終えました。このドラマ、ぱっと見オシャレドラマなんだけど、なんかCMがインフォマーシャル形式や、ドラマの中の背景や小道具やセリフで使われる形で入ってくるのがなんか『上品ドライバー』っぽくて見てました(日産もあるしね)*1
あと、脚本・小山薫堂だったし。基本的にこの人、流行の先端を追ってる点ではおちまさと族なのかもしれませんが、おちまさとが“これがオシャレなんだぞぉー!”とストレートを投げてくるのに対し、小山薫堂は一旦ロージンバッグを投げて空振りさせといて、後からホントのボールを山なりで投げてくる感じとでも言いましょうか?(←全然わかりません)ま、抵抗無く見れるんですよねぇ。あと、この人がやってるって事はオシャレドラマ風の作りも、実はそれを模した遊びだったりするしね。最後の“いまどき?”っていう“東京タワーを消すシーン”がその最たるモノね(数日前に三瓶がフツーに“オシャレな事”としてやってたけど…)。
で、このストーリーはこのドラマがメインではなく、雑誌の連載に併せて実際のホテルを作っていくプロジェクトのメディアミックスの一貫で、そっちの進行の方はタイトルからリンクしているサイトでも紹介されていたんですけど、私はドラマサイドから見始めたんでこっちはあんまり見ていなかったんですね。おかげで、最後の“ホテルはまだ出来ていません”ってオチはかなり良かったですね。たぶん、フツーにホテルが出来ていたら“へぇ〜、さ、寝るか”くらいで終わっていたと思う。あの、ホテルの建設場所が途中で運河沿いから渋谷に変わったのもハプニングだったのね、実は(スポンサーの変更もそうか?)。うん、なんか良かったです(実際にホテルが出来る1年後にまたやるんか?コレ)。
ちなみに、今回ドラマの中で情報として紹介されてたウィンザーホテル洞爺みたいな“お遊び”はいいですね。んな高いホテル、めったに泊まんないけどね。

*1:っていうか、最初NTTDoCoMoじゃなくて別の企業入ってたよね。どこだっけ?何かあったんか?