『全国高専ロボコン2004』

全国大会のダイジェストが放送されてましたね。最近では大学のも世界大会もあったりしますが、やっぱり比較的荒削りなロボットも出てくる高専のが良いですね*1。ま、そう考えると本当はバカロボット(いい意味で)も出てくる予選も面白かったりして。昔、自チームの色の段ボールを積み上げる大会(第4回大会の「ホットタワー」かな?)の時、積み上げた相手の段ボールにスプレーで着色するロボットが凄い好きだったんですよねぇ。最近では、大会も大きくなってそこまでバカアイデアのロボットは少なくなりましたが、そういう“インパクト勝負”も技術力の粋も見られて楽しかったです。
今回の第17回大会は、準優勝した詫間電波高専ロボコン大賞*2をとった豊田高専の試合が最高の試合で、圧倒的なスピードでオリンポススポットを押さえて*3勝ちを確実にした豊田に対して、作戦を改めることで引きわけに持ちこみ、判定で勝った詫間電波という試合。マジメな話しちゃうと、技術力で完璧なロボットを作る事も大事なんだけど、実は何かハプニングが起こった時に危機管理が出来ていて、事態を回避できるモノが必要だというね(豊田は完璧なあまり、同点に追いつかれた時の対抗策が無かった)。今後彼等が技術者になった時のための教訓になりそうなドラマもあって良かったですね。
いいな。また、映画『ロボコン』借りてきて見ちゃおうかなぁ。なんか、公開されてからの評判をあんまり聴かないんですけど、あれ絶対駄作になるテーマなのに、結構良かったですよ。長澤まさみもあん時は良かったし(意味ありげな言い方ですけど、深い意味はありません)。
ちなみに、どこだったか忘れたけど、火星人をモチーフにしたロボットってのが出てて、お約束程度にタコの足みたいのがついてたけど、あれどう見てもバボちゃんだろ。手伸びるし。NHKへの配慮?

*1:高専だから、5年生なんかは大学生の年齢だったりもするんだけどね

*2:技術的に最も優れたロボット

*3:ちなみに、ルールはこちらから