『狼少女』
なんとなく見ていた『王様のブランチ』で紹介されていたDVD。久々にフットワークよく速攻で借りてきて観てしまった。
昭和の時代。UMA系に興味アリアリの小4男子。そんな彼の街に狼に育てられた全身毛むくじゃらの“狼少女”がウリの見世物小屋がやってくるとのビラを見る。時を同じくして、彼のクラスに美人で頭もよく都会っぽい転校生がやってくる。そんな彼のクラスには家庭が貧しく新聞配達をしている身なりの汚い少女がいて、やがて彼女は狼少女なんじゃないかといわれるようになる。そしてついに彼が見世物小屋に潜入して、そこでみた狼少女は…という前フリ。言葉は私の言葉に置き換えてますけど、テレビで紹介されていたのはほぼこんな感じ*1なんですが、このフリで狼少女が何者なのかってのはほぼわかっちゃうだろって気もするんですけどね。で、私がこーいうこと書くのもさらにネタバレに拍車をかけてる気もしますが、いや、多分この映画的にはそこまではOKなんだと思います。だって、狼少女の顔が出てくるってシーン。暗いってのもあるし、狼メイクってのもあるし、いまいち誰だかわかんないんだもん。ある程度予想させて、で、観ていくうちに“あぁ、予想通りなんだろうけど、どっか違ってるといいな”と言う気持ちにさせといて、いざそのシーンになって“あ〜、そうかぁ”とさせるっていうトコまで狙いでしょ。で、ちゃんと狼少女の顔を観た後ももう少しストーリーがあるしね。ひとつひとつのエピソードは良くできた中学生日記みたいなもんですけど、いやこの中盤までのオチがわかってても良い話だと思いますよ。私、結論知っててももう一回見ても良いし。
そういえばテレビでは谷原章介が、この時代背景を“自分が子供の頃”的な感じで言ってたけど、もう少し前じゃないのって気がする。谷原章介って確か私とタメなんですけど、見世物小屋はなかった…と思うんだけどなぁ。ちなみに、この転校生だった娘や貧乏少女役の娘はジュニアアイドル的な娘なんですかね。だとすると、この貧乏な娘が体育の時間に男子の注目を集めちゃって、先生に“そろそろ着けたら?”って言われるところとかは、そのテのが好きな人には薦められるシーンなのかも知れませんが、個人的には学校の前にイカサマ手品グッズを売りに来るオヤヂ役がなぎら健壱ってのがかなり良かったです。はい。
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